特許
J-GLOBAL ID:200903064875970821

極低温冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津川 友士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-149552
公開番号(公開出願番号):特開平11-337203
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 クールダウン時間を余り長くすることなく、予冷冷凍機の運転を停止した状態で第1の極低温を維持できる時間を長くする。【解決手段】 圧縮機により圧縮された高圧冷媒ガスを3個のJT熱交換器1、2、3に順次供給することにより、圧縮機側に戻る低温度の低圧冷媒ガスと熱交換して高圧冷媒ガスを冷却するとともに、JT熱交換器1、2、3の間において、GM冷凍機Bのヒートステーション7、8に供給して予冷し、最終的にJT弁4に導いてジュールトムソン膨脹させることにより、最終冷却ステージ5において第1の極低温を得、ヒートステーション7、8にそれぞれ高圧冷媒ガスタンク11、12を設けて、GM冷凍機Bの運転を停止した場合にも、最終冷却ステージ5における第1の極低温を長時間にわたって維持する。
請求項(抜粋):
冷媒ガスを圧縮する圧縮機と、この圧縮機からの高圧冷媒ガスを圧縮機側に戻る低温度の低圧冷媒ガスと熱交換する複数個のJT熱交換器(1)(2)(3)と、これらのJT熱交換器(1)(2)(3)で冷却された高圧冷媒ガスをジュールトムソン膨脹させて第1の極低温を得るJT弁(4)とを有するJT冷凍機(A)と、上記圧縮機からの高圧冷媒ガスをディスプレーサの往復動により膨脹させてヒートステーション(7)(8)に、第1の極低温よりも高い第2の極低温を発生させ、上記JT冷凍機(A)でジュールトムソン膨脹する前の冷媒ガスを上記ヒートステーション(7)(8)により予冷する予冷冷凍機(B)とを備えた極低温冷凍機において、予冷冷凍機(B)の少なくとも1つのヒートステーション(7)(8)に、該当するヒートステーション(7)(8)の温度域において大きな蓄熱効果を持つ物質(11)(12)(15)(16)を熱的に接触させて設けたことを特徴とする極低温冷凍機。
IPC (2件):
F25B 9/00 ,  F25B 9/02
FI (2件):
F25B 9/00 H ,  F25B 9/02 C

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