特許
J-GLOBAL ID:200903064879449824

工具のトルク検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-286703
公開番号(公開出願番号):特開平6-114688
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 工具の異常検知を複雑な機構を必要としないトルク検出装置によって容易にかつ高い信頼度で実施できるようにする。【構成】 ホルダ軸9に片持ち梁状に固定された工具保持軸10にトルク検出用の歪ゲージ素子12を貼着する。そして、ホルダ4の内部には歪みゲージ素子12に接続されたブリッジ回路,高周波変調回路等からなる送信回路13と、コンデンサ,整流回路,レギュレータ回路等からなる給電回路14を設け、また、ホルダ4のケース部8内部にコイル15と慣性により回転可能な永久磁石17とからなる発電機構を設ける。そして、歪ゲージ素子12により加工中の工具保持軸10のねじれを電気抵抗値の変化に変え、その電気抵抗値の変化をブリッジ出力により検知し、その検知信号を高周波変調して送信用アンテナ18から送信し、その信号を外部で受信して異常判別を行うようにする。
請求項(抜粋):
回転主軸に嵌合するホルダに支持され回転駆動される工具の負荷トルクを検出して工具の異常を検知するトルク検出装置であって、前記ホルダの工具保持軸のねじれから該工具の負荷トルクを直接検出する検出子と、前記検出子からの信号を受けて該信号に所定の処理を施しホルダ外面の送信器から送信する送信回路と、前記送信回路に回路駆動用電流を供給する給電回路と、前記送信器からの信号を受信し該信号に所定の処理を施して工具の異常判別を行う受信判別回路を設けたことを特徴とする工具のトルク検出装置。

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