特許

J-GLOBAL ID：200903064887599410

電 極

発明者： 外邨 正 ,  上町 裕史 ,  宮本 佳子
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 池内 寛幸 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-299584
公開番号（公開出願番号）：特開平6-150932
出願日： 1992年11月10日
公開日（公表日）： 1994年05月31日
要約：

【要約】【目的】ジスルフィド化合物と、-[CH2 CH2 NH]-で表される繰り返し単位を有するポリエチレンイミンとを少なくとも含むことにより、ジスルフィド系化合物の高エネルギー密度という特徴をそこなわずかつ室温でも大電流電解(充放電)が可能な可逆性に優れた電極を提供する。【構成】ジスルフィド化合物とポリエチレンイミンとを複合化する。複合化は、両者を混合することで行う。液体、溶液または固体状態のジスルフィド化合物と、液体または溶液状態のポリエチレンイミンが混合される。ジスルフィド化合物とポリエチレンイミンとの割合は、ジスルフィド化合物のチオール基(SH基)あるいはジスルフィド化合物がポリマー化している場合はS-S結合が開裂して生成するSH基8つに対し、ポリエチレンイミンの繰り返し単位が少なくとも1個となるように複合化することが好ましい。

請求項（抜粋）：

電解還元により硫黄-硫黄結合が開裂し、硫黄-金属イオン(プロトンを含む)結合を生成し、電解酸化により硫黄-金属イオン結合が元の硫黄-硫黄結合を再生する有機化合物と、-[CH2 CH2 NH]-で表される繰り返し単位を有するポリエチレンイミンとを少なくとも含む電極。

IPC (3件)：

H01M 4/60 ,  H01M 4/02 ,  H01M 10/40