特許
J-GLOBAL ID:200903064887726160

ローカルメモリ型並列可視化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-082754
公開番号(公開出願番号):特開平6-274647
出願日: 1993年03月17日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 通常のメモリ容量および通信手段を用いて効率的な可視化が可能な、レイキャスティング法によるボリュームレンダリング処理のローカルメモり型並列処理装置。【構成】 数値データ分配手段1-2は数値データ格納手段1-1から三次元数値データを読み込み、各ローカルメモリ1-12、1-22に分配格納する。視線トレース手段1-13、1-23は視線をトレースして、サンプリング点を求めていき、レンダリング手段1-14、1-24がトレースによるサンプリング点での色、透明度等を求めてたし込み処理を行う。視線情報転送手段1-3はトレースが他のプロセッサ領域に入ると、視線情報を転送して移行手続きを取る。
請求項(抜粋):
数値シミュレーション等により出力される大容量三次元数値データを、レイキャスティング法によるボリュームレンダリング処理を行って可視化する装置において、複数のプロセッサと、該各プロセッサに対して1ユニットづつ割り当てられた複数のローカルメモリと、前記三次元数値データを格納しておく数値データ格納手段と、前記三次元数値データを読み込み前記各プロセッサのローカルメモリに適当に分配して格納する数値データ分配手段と、前記各プロセッサに含まれ、スクリーン上の各画素に対してキャストされた視線をトレースしていく視線トレース手段と、前記視線トレース手段によって視線をトレースして行った結果、他のプロセッサの担当領域に入ったと判定された場合は、該視線に対する処理を前記他のプロセッサに移行するため該視線に関する情報を前記他のプロセッサへ転送する視線情報転送手段と、前記各プロセッサに含まれ、前記数値データの定義されている三次元領域を前記視線が進んでいく過程において、前記視線の通過点でのデータ値の大きさに応じた色および透明度を順次たし込んでいき最終的に前記スクリーン上の画素の色を求めるレンダリング手段と、前記レンダリング手段から出力される画像を表示するモニタを有することを特徴とするローカルメモリ型並列可視化装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-135681
  • 特開昭62-198970
  • 特開平2-242387
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