特許
J-GLOBAL ID:200903064891326053

廃水流を処理するための方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 光夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-525866
公開番号(公開出願番号):特表平9-511180
出願日: 1995年03月31日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】細長い管状反応チャンバーの最前のポート中に、予熱した廃水及び廃棄物流中の全有機物を酸化するために必要な量より少ないオキシダントの量の混合物を導入することにより廃水流を処理するための方法。しかし、オキシダントの量は、750〜1,200°Fに反応チャンバー中の流れの温度を上げるために十分な程多い。第一のインジェクションサイドポートは、温度が最大値に達しかつ利用できるオキシダントの90〜100%が消費されるところの距離に、反応チャンバーの最前のポートから下流方向に位置付けられている。オキシダントの量が有機物の規定された量を酸化するために十分であり、かつ水の量が共に注入されたオキシダントと夫々の有機物の反応により生成された熱を相殺するために有効であるように、オキシダント及び水は、第一のポートを通って同時に注入される。新たに注入されたオキシダントの90〜100%が消費された点において、第二のポートが同様な方法及び同様な条件下で、更にオキシダント及び水を導入するために使用される。より多くのポートがまた使用され、有機物が実質的になくなるまで同様な方法が続けられる。反応チャンバーは多数のポートを持ち、従って、特定の流れ、そのBTU値、及び他のパラメーターに依存して、適切に間隔を置いて設けられたポートがインジェクションポートとして選ばれる。大いに改善されたアウトプットが、本発明の方法及び装置により達成される。
請求項(抜粋):
有機物を含む廃水の第一の流れを処理する方法において、 (a)550〜1200°Fの温度に第一の流れを加熱すること、 (b)第一の流れが、細長い反応チャンバーの最前のポートに導入され、そして該細長い反応チャンバーの後端に向って移動することを可能にされた後に、750〜1,200°Fの範囲の選ばれた変動の少ない値まで温度を上昇するために十分な量の有機物を酸化するために十分ではあるが、有機物を完全に酸化するために要求されるより少ないオキシダントの量と、加熱された第一の流れとを混合すること、 (c)細長い反応チャンバーにおいて下流の第一のインジェクションサイドポートを通して、単位時間当り所定量の噴霧された液状の水及び単位時間当り所定量のオキシダントを注入すること、ここで該第一のインジェクションサイドポートは、最前のポート及び任意の先行するインジェクションサイドポートに注入されたオキシダントの90〜100%が有機物と既に反応されているような、最前のポートからの距離に位置されており(ここで、注入されたオキシダントの量は、第一の流れ中の予め決められた量まで、流れ中の有機物の含有量を減じるために有効であり、そして 水の量は注入されたオキシダントの量に関し、噴霧された液状の水により吸収された熱が放出された何等かの酸化熱を実質的に相殺するようなものである)、及び (d)最後のインジェクションサイドポートである第n番目のインジェクションサイドポートまで、n-1個の続くインジェクションサイドポートにおいて段階(c)を繰り返すこと、ここで、有機物の量は第一の流れにおいて1%より少ないまでに減じられ、そしてこの時点において、 単位時間当り所定量の噴霧された液状の水及び単位時間当り所定量のオキシダントが、該第n番目のポートを通して注入される(ここで、水の量は注入されたオキシダントの量に関し、噴霧された液状の水により吸収された熱が放出された何等かの酸化熱を実質的に相殺するようなものであり、そして 注入されたオキシダントの量は、有機物が実質的に完全に酸化された後に、未反応のオキシダントの存在を可能にするようなものである)の各段階を含む方法。
IPC (2件):
C02F 1/74 101 ,  C02F 1/02
FI (2件):
C02F 1/74 101 ,  C02F 1/02 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭57-004225
  • 特開昭63-100927
  • 特開平4-260500

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