特許
J-GLOBAL ID:200903064895105450

自動列車運転装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-238185
公開番号(公開出願番号):特開平6-090508
出願日: 1992年09月07日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 地上での目標速度パターンの演算を容易にするとともに実走行中に目標速度パターン追従制御の制御パラメータを修正するための制御パラメータ調整機能を設けることにより省エネルギ、乗り心地を向上し、所定走行時間、定点停止精度等の制約条件を満足する自動列車運転装置を提供する。【構成】 目標パターン演算装置11において列車の駅間所定走行時間、駅間所定走行距離、路線条件、路線データ、車両条件から消費エネルギ、乗り心地を評価関数として制約条件を満足するように逆行カーブおよびノッチの切り換え基準速度を用いることにより目標速度パターンを作成して記憶装置12に記憶しておき、列車走行中の実列車速度、実列車位置および補助記憶装置13に記憶された路線条件、車両条件等の情報に基づいて目標速度パターンに追従する走行指令を指令演算装置14で決定し、該走行指令設定の制御パラメータの自動調整を目標速度パターンと実列車との速度偏差、位置偏差により制御パラメータ調整装置15で行っている。
請求項(抜粋):
目標速度パターンに追従するように指令ノッチを決定する列車の自動列車運転装置であって、予め地上において路線データおよび車両条件から消費エネルギ、乗り心地を評価関数として走行距離、走行時間、制限速度等の制約条件を満足するように逆行カーブおよびノッチの切り換え基準速度を用いることにより目標速度パターンを作成する目標速度パターン演算手段と、該目標速度パターン演算手段で作成された目標速度パターンを車上に記憶する記憶手段と、該目標速度パターンの演算に使用された路線条件、車両条件を記憶する補助記憶手段と、列車走行中の実列車速度、実列車位置および前記補助記憶手段に記憶された情報に基づいて前記記憶手段に記憶された目標速度パターンに追従する力行指令、だ行指令、ブレーキ指令を含む走行指令を決定する走行指令演算手段と、前記走行指令の設定の制御パラメータの自動調整を前記目標速度パターンと実列車との速度偏差、位置偏差により行う制御パラメータ調整手段とを有することを特徴とする自動列車運転装置。
IPC (2件):
B60L 15/40 ,  B61L 27/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭60-039302
  • 特開昭61-288706
  • 特開平3-117306
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