特許
J-GLOBAL ID:200903064896334283

歯列保定装置およびその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝日奈 宗太 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-277817
公開番号(公開出願番号):特開平7-213538
出願日: 1994年11月11日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 装着中に目だつことがなく、しかも矯正された歯をベース部に対して確実に付勢しつつ所望の歯列状態に一定期間保持することができる保定装置を提供することを目的としている。【構成】 口蓋の上部または下部表面形状に適合した形状を有すると共に歯列の各歯の裏側に密着するように形成されたベース部1、該ベース部1に端部が固着され、矯正治療された歯を含む複数の歯を取り囲むように実質的に環状に掛け回される熱可塑性樹脂製の1または2以上の保持手段2、および前記ベース部1を大臼歯に支持する支持部3から構成され、前記熱可塑性樹脂はポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、シクロヘキサンジメタノール-テレフタル酸共重合体、ポリカーボネートなどよりなる群からなる過去の加熱温度によって形状記憶性を有する合成樹脂から選択される。
請求項(抜粋):
口蓋の上部または下部表面形状に適合した形状を有すると共にその周縁部が歯列の各歯の裏側に密着するように形成されたベース部、該ベース部に端部が固着され、矯正治療された歯を含む複数の歯を取り囲むように環状に掛け回される熱可塑性樹脂製の1または2以上の保持手段、歯列に対して付勢力を与えるばね部、および前記ベース部を大臼歯に支持する支持部とからなる歯列保定装置であって、前記熱可塑性樹脂が、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、シクロヘキサンジメタノール-テレフタル酸共重合体よりなる群からなる合成樹脂から選択されると共にある温度範囲内では過去の加熱温度よりも高い加熱温度で加熱され、冷却されたときに変形が固定される性質を有し、かつ熱収縮性を有することを特徴とする歯列保定装置。
IPC (2件):
A61C 7/00 ,  A61C 7/08
FI (2件):
A61C 7/00 Z ,  A61C 7/00 M

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