特許
J-GLOBAL ID:200903064899762855
サイドフレーム及びこれを使用した鉄道車両台車
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清水 敬一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-239191
公開番号(公開出願番号):特開平7-172315
出願日: 1994年10月03日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 鉄道車両台車用サイドフレームを軽量化する。【構成】 鉄道車両台車10で、サイドフレーム20、24の重量を軽減する手段として中実の一体構造の断面I-ビーム形状に形成する。I-ビームの中実の上部フランジは典型的な底部圧縮部材に対応する。上部30及び底部フランジ40を連結する中実の垂直ウェブ50は代表的で、このウェブは上部又は底部部材で吸収されるべき力を吸収する。この特徴のためサイドフレームは軽量となり、しかも上部及び底部部材は寸法的に小型に鋳造できるから構造的に強固になる。重量軽減を更に利用するため、I-ビーム形状は中央部から端部に向けて厚さが構造的に傾斜し、この傾斜はサイドフレームが受ける荷重に対応する。この開放したI-ビーム外観のため信頼性の高い検査が可能で、鋳造用中子の使用個数が減少するため鋳造物の品質が向上する。
請求項(抜粋):
下向きに突出する受台あごをそれぞれ有する第1端部と第2端部を含みかつ縦方向に細長い中実の上部圧縮部材を構成しかつ水平に配置される中実の上部フランジと、前方部、後方部、この間の中間部を有する中実の底部引張部材を構成しかつ水平に配置される中実の底部フランジと、上部フランジと底部フランジとを連結する前方垂直支柱及び後方垂直支柱並びに及び前方垂直支柱と後方垂直支柱との間にボルスタ開口部を形成すると共に、サイドフレーム中間部に開放部を含みかつ一対の側辺を有するほぼ中実の垂直ウェブとを含み、底部引張部材の中間部は上部圧縮部材とほぼ平行であり、底部引張部材の前方部は上方に伸びる中実の傾斜分を有しかつ第1屈曲点を形成し、底部引張部材の後方部は上方に伸びる中実の傾斜部を有しかつ各受台あごで上部圧縮部材端部に連結され、鉄道車両の最大積載荷重を支持する比較的軽量で全体にほぼ中実のI-ビーム断面形状を有する開放構造で形成されかつ縦軸、前端、後端及びこの間の中間部を有することを特徴とする鉄道車両台車用軽量鋳造サイドフレーム。
引用特許:
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