特許
J-GLOBAL ID:200903064907685857

分割型漏れ電流測定器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 重三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-099570
公開番号(公開出願番号):特開平9-269337
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 零相電流を検出する分割型漏れ電流測定機器における残留電流を小さなものとする。【解決手段】 対接させると円環状となる一対のコア10A,10Bには、各々コイルA,D,コイルB,Cをそれぞれ巻回し、コアの分割面を挟むコイルAとB,コイルCとDを直列に接続、残留電流に起因する漏れ磁束をこの一対のコイル組み合わせによって捉え、コアおよびシールドの2箇所の分割面C1 ,C2 における磁気的結合状態が誘起電圧として出力される。この磁気的結合状態のアンバランスをアンプ1、3による利得調整、位相調整器2、4による位相調整によって調整した上で加算器5により加算し計器6に表示させることで、あたかもコアおよびシールドの2箇所の分割面C1 ,C2 における磁気的結合バランスが得られた状態となって、被測定電線クランプのためにコアの開閉を繰り返しても残留電流による誤差の少ない分割型漏れ電流測定器を得ることができる。
請求項(抜粋):
円環状のコアを2分割した半円環状の一対のコアと、前記一対のコアのそれぞれの両端部寄りにそれぞれ巻回した少なくとも各コア毎に2個のコイルと、前記一対のコアの端面を対向させて円環状とした場合の二つの分割面を挟んで対向する二組のコイルを、各誘起電圧が加算される極性にそれぞれ直列に接続し、前記直列接続によって加算された誘起電圧をそれぞれ入力されて増幅し、かつ、利得調整手段を備える一対のアンプと、前記一対のアンプの出力をそれぞれ入力されて位相を遅進させ、かつ、位相調整手段を備える一対の位相調整器と、前記一対の位相調整器の両出力を加算する加算器と、前記加算器の出力を表示する表示器と、を備え、前記各調整手段の調整によって残留電流を調整することを特徴とする分割型漏れ電流測定器。
IPC (4件):
G01R 1/22 ,  G01R 15/18 ,  G01R 29/16 ,  G01R 31/02
FI (4件):
G01R 1/22 A ,  G01R 29/16 B ,  G01R 31/02 ,  G01R 15/02 G

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