特許
J-GLOBAL ID:200903064907877144

自動二輪車用タイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-005958
公開番号(公開出願番号):特開平7-205612
出願日: 1994年01月24日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 発熱耐久性を確保しつつ操縦安定性を向上できる自動二輪車用タイヤを提供すること。【構成】 カーカス20のコード材としてコードモジュラスの高いポリエステルコードを使用して、カーカス20の外側にコードモジュラスの小さいナイロンコードを使用したキャップ26を設ける。これによってタイヤ横剛性が高くなり、大型自動二輪車の操縦安定性が向上する。また、キャップ26がカーカス20よりも伸び易くなり、カーカス20とキャップ26との間に生じる走行時の剪断応力が緩和されて発熱が抑えられる。また、カーカス本体部18Aとカーカス折り返し部18Bとの間に第1キャッププライ22の端部22A付近を挟持する。端部22A付近が内圧充填時の張力を分担するのでビード部12のキャップ26の剛性が向上し、タイヤの横歪及び縦歪が減少して発熱が抑えられ。
請求項(抜粋):
一方のビード部から他方のビード部へ延びると共にビードコアにタイヤ内側から外側へ向けて巻き上げられ、コードモジュラスが400kg/mm2以上のテキスタイルコードからなる少なくとも2枚以上のカーカスプライから構成されるカーカスと、前記カーカスのタイヤ外側に設けられ一方のビード部よりトレッドクラウン部を越え他方のビード部まで実質上連続的に延在して両端部が内圧充填時のサイドウォールのタイヤ最大幅よりもタイヤ径方向内側に延び、コードモジュラスが200kg/mm2以上でかつ前記カーカスプライのテキスタイルコードのコードモジュラスよりも低く設定されたテキスタイルコードからなる少なくとも2枚以上のキャッププライからなるキャップと、を有し、前記2枚以上のキャッププライのうちの少なくとも1枚はカーカス本体部とカーカス折り返し部との間に挟持され、少なくとも他の1枚はカーカス折り返し部のタイヤ外側に配置されてカーカス折り返し部の少なくとも1個以上の端部を覆い、さらに前記カーカスプライのテキスタイルコードのコード方向及び前記キャッププライのテキスタイルコードのコード方向を、積層方向に隣接する同士でタイヤ周方向に対して互いに反対方向に傾斜させると共にテキスタイルコードのタイヤ周方向に対する傾斜角度を20°〜40°の範囲としたことを特徴とする自動二輪車用タイヤ。
IPC (4件):
B60C 9/18 ,  B60C 9/08 ,  B60C 9/20 ,  B60C 15/06
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭60-244603
  • 特開平4-331603
  • 特開昭50-048604
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審査官引用 (6件)
  • 特開昭60-244603
  • 特開平4-331603
  • 特開昭50-048604
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