特許
J-GLOBAL ID:200903064907940385

女性の尿失禁を阻止するため膣内に配置する装置、及びこの装置とこの装置の挿入に使用するためのアプリケータとの組み合わせ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-507272
公開番号(公開出願番号):特表平9-501595
出願日: 1994年08月19日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】女性の尿失禁を阻止するための装置は、膀胱頚部に圧迫作用を及ぼし且つこれを支持するために膣内に配置されるように設計された弾性本体(21)を有する。この本体(21)は、圧縮性材料でつくられており、可撓性ベース(22)に接合された少なくとも二つの突出脚部(23)を有し、本体が変形していない状態において、少なくとも二つの脚部の自由端部間の最も長い距離が、膣の前壁と後壁との間の距離よりも長い寸法を有している。脚部を互いに向かう方向に曲げて弾性変形させた状態で本体を膣内に挿入した後、膀胱の頚部に有効な圧力が及ぼされる。脚部の互いに向き合った側は、弾性復元力を増大させるため、弾性変形させた挿入状態において、互いに接触するように設計されている。この装置を挿入するためのアプリケータは、基端部と、装置の脚部間の角に形成された面取り部即ち凹部(24)に衝合する略ロッド形状の先端部とを有する細長い部材を備えている。
請求項(抜粋):
膀胱頚部に圧迫作用を及ぼし且つこれを支持するために膣内に配置されるように設計された弾性本体(1、11、21)を備え、女性の尿失禁を阻止するための装置において、 前記本体(1、11、21)は、圧縮性材料でつくられるとともに、可撓性ベース(2、12、22)に接合された少なくとも二つの突出脚部(3、13、23)を有し、前記本体が変形していない状態において、少なくとも二つの脚部の自由端部間の最も長い距離が、膣の前壁と後壁との間の距離よりも長いような寸法を有し、そのため、前記脚部を互いに向かう方向に曲げて弾性変形させた状態で前記本体を膣内に挿入した後、膀胱の頚部に圧力が有効に及ぼされ、これによって、弾性復元力を増大させるよう、前記脚部の互いに面する側が、前記弾性変形させた挿入状態において互いに接触するように設計されている、ことを特徴とする女性の尿失禁を阻止するための装置。
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開昭63-177852
  • 特表昭62-501476
  • 特開平4-276250
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