特許
J-GLOBAL ID:200903064910592797

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-070226
公開番号(公開出願番号):特開平5-231528
出願日: 1992年02月20日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 補正係数によって変速車速が高車速側へ補正される走行時に生じ易いビジーシフト感を抑制する。【構成】 スロットル弁開度に基づいて求めた要求吸入空気量QNTAを実際の吸入空気量Qmで割算して補正係数Kshift を算出する(SS5)とともに、スロットル弁開度TAの変化に対してエンジン出力トルクの変化が小さくなる判定値Adeg よりもスロットル弁開度TAが小さい場合(SS6がNO)には、上記補正係数Kshift に重み付けをしてアップシフト側補正係数Kshift UPおよびダウンシフト側補正係数Kshift DWNを設定し(SS7)、それ等を変速車速に掛算して変速判断を補正することによりアップシフトおよびダウンシフトのヒステリシス幅を大きくする。
請求項(抜粋):
予め定められた変速条件と実際の変速パラメータの値とに基づいて変速判断を行い、該変速判断に従って自動変速機の変速段を切り換える変速制御手段と、エンジンの回転数およびスロットル弁開度に基づいて要求吸入空気量を求め、該要求吸入空気量および吸入空気量検出手段によって検出した実際の吸入空気量に基づいて補正係数を決定する補正係数決定手段と、前記補正係数に応じて、前記実際の吸入空気量が前記要求吸入空気量に比較して小さくなる程ダウンシフトし易くアップシフトし難くなるように前記変速判断を補正する補正手段とを備えた自動変速機の変速制御装置において、前記補正手段による補正後の変速判断におけるアップシフトおよびダウンシフトのヒステリシス幅が、前記補正係数によりアップシフト側およびダウンシフト側の変速判断を一律に補正する場合に比較して大きくなるように、該アップシフト側とダウンシフト側とで該補正係数の重みを変える係数修正手段を設けたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/10 ,  F16H 59:14

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