特許
J-GLOBAL ID:200903064910825104

エンジンの回転数制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-194105
公開番号(公開出願番号):特開平7-027006
出願日: 1993年07月09日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 エンジン制御の回転数領域を広い範囲にまで拡張しても、エンジンの低速回転時および高速回転時のいずれの性能も犠牲にすることなく、エンジンの低速回転時には常に安定性に優れたエンジン制御を行なうことができ、エンジンの高速回転時には常に過渡性能の優れたエンジン制御を行なうことができるエンジンの回転数制御装置を提供する。【構成】 エンジンの回転数制御装置10は回転数検出器23、スロットル25の開度を制御するアクチュエータ27aの作動位置を検出するアクチュエータ位置検出器28、目標回転数設定器32の目標回転数にアクチュエータ位置検出器27aの信号をフィードバック増幅して重畳する重畳回路36、エンジン回転数をローパスフィルタ44を用いて検出するF/V変換回路40、所定のエンジン回転数に応じてフィードバック量およびローパスフィルタ44の時定数を切り換える回転数判別回路46を備える。エンジン回転数が低いときは回転数の過剰反応を抑えて安定を図り、エンジン回転数が高いときは過渡特性を促進する。
請求項(抜粋):
エンジンの目標回転数を電圧信号として設定する目標回転数設定手段と、前記エンジンの回転数をパルス列信号として検出した後にこれを周波数電圧変換し電圧信号として検出する回転数検出手段と、前記エンジンに動作位置に応じた燃料を供給するアクチュエータと、前記アクチュエータの前記動作位置を検出する動作位置検出手段と、この動作位置検出手段によって検出される前記動作位置の変化を示す速度信号を、前記目標回転数設定手段によって設定された前記目標回転数を示す電圧信号に重畳する重畳手段と、この重畳された信号と前記エンジンの回転数を示す電圧信号とに基づいて前記アクチュエータの前記動作位置を制御する燃料制御手段と、を備えたエンジンの回転数制御装置において、前記重畳手段によって前記動作位置の変化を示す速度信号が前記目標回転数を示す電圧信号に重畳される度合いを重畳度として設定する重畳度設定手段と、前記回転数検出手段の周波数電圧変換における変換速度を決定する時定数を設定する時定数設定手段と、前記エンジンの回転数が所定値を越えたとき、前記重畳度設定手段によって設定される前記重畳度が小さくなるように、および前記時定数設定手段によって設定される前記時定数が小さくなるように変更する変更手段とを備えたことを特徴とするエンジンの回転数制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/14 330 ,  F02D 45/00 322 ,  F02D 45/00 358
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開平4-060141
  • 特開昭60-066126
  • 特開昭57-165641
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審査官引用 (5件)
  • 特開平4-060141
  • 特開昭60-066126
  • 特開昭57-165641
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