特許
J-GLOBAL ID:200903064921659460

車両用バケットシート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藁科 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-246092
公開番号(公開出願番号):特開2001-063408
出願日: 1999年08月31日
公開日(公表日): 2001年03月13日
要約:
【要約】【目的】 健常者等、および車椅子利用者等の双方の乗降の容易性、ならびに着座姿勢での快適性を、外観形状をほぼ変えることなく確保可能とする。【構成】 シートクッション座面部12aの乗降側に位置する乗降側隆起部13Rが、別体の可動フレーム16をベース部材とした可倒体として、隆起形状から倒伏形状に形状変更可能に形成され、この乗降側隆起部とシートクッション本体とが、その境部分40での吊り込みを伴って、一体的なトリムカバー38により連続して被装されている。そして、両持ち式クランク形状のリンクロッド20を、本体フレーム14側での主軸部20aの軸支、およびガイドレール24による可動フレーム16側でのクランク軸部20bの摺動自在な保持によって本体フレームと可動フレームとの間に架設配置するとともに、ロックばね26の偏倚力を、可動フレーム16の立ち上がり位置、および倒伏位置それぞれでのロック力として切換使用可能としている。
請求項(抜粋):
所定のフレームに載置したシートパッドをトリムカバーによって当該フレームと共に被装してなるシートクッションを備え、このシートクッション座面部の左右側部が、座面部表面より隆起した左右一対の隆起部として形成された車両用バケットシートにおいて、シートクッション座面部左右の隆起部のうち、非乗降側に位置する非乗降側隆起部を座面部と一体的に形成してこれをシートクッション本体とするとともに、乗降側に位置する乗降側隆起部が、シートクッション本体をなす本体フレームとは別体の回動自在な可動フレームをベース部材とした可倒体として、可動フレームの立ち上がり位置での隆起形状からこの立ち上がり位置より下方の倒伏位置での倒伏形状に形状変更可能に形成され、かつ、この乗降側隆起部、およびシートクッション本体が、その境部分での吊り込みを伴って、一体的なトリムカバーにより連続して被装され、この可動フレームを下方から支持可能とする両持ち式クランク形状のリンクロッドを、本体フレーム側での主軸部の軸支、およびガイドレールによる可動フレーム側でのクランク軸部の摺動自在な保持のもとで、本体フレームと可動フレームとの間に架設配置し、このリンクロッドのクランク軸部に設けられたリンク側係止片に一端の係止された引張コイルばねからなるロックばねの他端を、リンクロッドの主軸部の下方、および可動フレームの回動中心寄りの位置で、可動フレームの倒伏位置でのリンク側係止片の位置より更に下方に設けられた本体フレーム側係止片に、その張設状態で係止することにより、このロックばねの偏倚力を、可動フレームの立ち上がり位置、および倒伏位置それぞれでのロック力として切換使用可能とするとともに、乗降側隆起部の外部に操作端の延出された牽引手段の牽引操作のもとで、可動フレームの立ち上げ位置でのリンクロッドのクランク軸部を、ガイドレールの一端縁に対する他端縁方向に、ロックばねの偏倚力に抗して強制的に摺動可能としたことを特徴とする車両用バケットシート。
IPC (3件):
B60N 2/02 ,  A47C 7/14 ,  A61G 3/00 501
FI (3件):
B60N 2/02 ,  A47C 7/14 B ,  A61G 3/00 501
Fターム (2件):
3B084BA00 ,  3B087BD16

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