特許
J-GLOBAL ID:200903064923668830
GABAを使用する植物生長の刺激方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-522425
公開番号(公開出願番号):特表平10-504797
出願日: 1995年02月21日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】γ-アミノ酪酸を用いて植物の根、茎及び/又は葉を処理することを含む植物の生長及び生産性を向上させる方法。本発明の好適な実施態様では、γ-アミノ酪酸と共に炭素の易代謝源を用いて植物を更に処理する。本発明は、更に、γ-アミノ酪酸を用いて植物の根を処理することを含む植物の生長及び生産性を向上させる方法並びにγ-アミノ酪酸を用いて植物の根、茎及び葉を処理することを含む植物中の根の形成率を増加させる方法も提供する。更に、適当なキャリア中のγ-アミノ酪酸及びコハク酸、好ましくは、合成コハク酸の混合物を植物に施用することにより植物の生長を増す。
請求項(抜粋):
請求項1.γ-アミノ酪酸を用いて植物を処理することを含む植物の生長を向上させる方法。 請求項2.植物を、γ-アミノ酪酸と共に炭素の易代謝源を用いて更に処理する請求項1記載の方法。 請求項3.炭素の易代謝源を有機酸、アミノ酸、単純炭水化物並びに有機酸、アミノ酸及び単純炭水化物の混合物からなる群から選択する請求項2記載の方法。 請求項4.有機酸をクエン酸、リンゴ酸、コハク酸及びフマル酸からなる群から選択し、アミノ酸がグルタミン酸であり、そして、単純炭水化物をスクロース及びグルコースからなる群から選択する請求項3記載の方法。 請求項5.コハク酸を用いて植物を処理することを更に含む請求項1記載の方法。 請求項6.合成コハク酸及び発酵誘導コハク酸からなる群から選択されるコハク酸を用いて植物を処理することを更に含む請求項1記載の方法。 請求項7.合成コハク酸を用いて植物を処理することを更に含む請求項1記載の方法。 請求項8.約2.5%〜約50%の範囲内のγ-アミノ酪酸及び約97.5%%〜約50%の範囲内のコハク酸を適当なキャリア媒体と共に有する溶液を用いて植物を処理する請求項6記載の方法。 請求項9.適当なキャリア媒体中に約1ppm〜約5000ppmの範囲内のγ-アミノ酪酸を有する溶液を用いて植物を処理する請求項1記載の方法。 請求項10.植物を水栽培により生長させる請求項1記載の方法。 請求項11.処理がγ-アミノ酪酸を用いた植物の葉の処理である請求項1記載の方法。 請求項12.γ-アミノ酪酸と共に炭素の易代謝源を用いて植物を処理することを更に含む請求項11記載の方法。 請求項13.炭素の易代謝源を有機酸、アミノ酸、単純炭水化物並びに有機酸、アミノ酸及び単純炭水化物の混合物からなる群から選択する請求項12記載の方法。 請求項14.有機酸をクエン酸、リンゴ酸、コハク酸及びフマル酸からなる群から選択し、アミノ酸がグルタミン酸であり、そして、単純炭水化物をスクロース及びグルコースからなる群から選択する請求項13記載の方法。 請求項15.合成コハク酸及び発酵誘導コハク酸からなる群から選択されるコハク酸を用いて植物を処理することを更に含む請求項11記載の方法。 請求項16.約2.5%〜約50%の範囲内のγ-アミノ酪酸及び約97.5%〜約50%の範囲内のコハク酸を適当なキャリア媒体と共に有する溶液を用いて植物を処理する請求項15記載の方法。 請求項17.適当なキャリア媒体中に約1ppm〜約5000ppmの範囲内のγ-アミノ酪酸を有する溶液を用いて植物を処理する請求項11記載の方法。 請求項18.植物を水栽培により生長させる請求項11記載の方法。 請求項19.γ-アミノ酪酸を用いて植物を処理することを含む植物の根の形成率を増加させる方法。 請求項20.植物を、γ-アミノ酪酸と共に炭素の易代謝源を用いて更に処理する請求項19記載の方法。 請求項21.炭素の易代謝源を有機酸、アミノ酸、単純炭水化物並びに有機酸、アミノ酸及び単純炭水化物の混合物からなる群から選択する請求項20記載の方法。 請求項22.有機酸をクエン酸、リンゴ酸、コハク酸及びフマル酸からなる群から選択し、アミノ酸がグルタミン酸であり、そして、単純炭水化物をスクロース及びグルコースからなる群から選択する請求項21記載の方法。 請求項23.合成コハク酸及び発酵誘導コハク酸からなる群から選択されるコハク酸を用いて植物を処理することを更に含む請求項19記載の方法。 請求項24.約2.5%〜約50%の範囲内のγ-アミノ酪酸及び約97.5%〜約50%の範囲内のコハク酸を適当なキャリア媒体と共に有する溶液を用いて植物を処理する請求項23記載の方法。 請求項25.適当なキャリア媒体中に約1ppm〜約5000ppmの範囲内のγ-アミノ酪酸を有する溶液を用いて植物を処理する請求項19記載の方法。 請求項26.植物を水栽培により生長させる請求項19記載の方法。 請求項27.適当な媒体中のγ-アミノ酪酸を生長条件下にある種に施用することを含む種及び播種の生長率を増加させる方法。 請求項28.γ-アミノ酪酸及び炭素の易代謝源を含む組成物。 請求項29.炭素の易代謝源を有機酸、アミノ酸、単純炭水化物並びに有機酸、アミノ酸及び単純炭水化物の混合物からなる群から選択する請求項28記載の組成物。 請求項30.有機酸をクエン酸、リンゴ酸、コハク酸及びフマル酸からなる群から選択し、アミノ酸がグルタミン酸であり、そして、単純炭水化物をスクロース及びグルコースからなる群から選択する組成物。 請求項31.炭素源を合成コハク酸及び発酵誘導コハク酸からなる群から選択する請求項28記載の組成物。 請求項32.組成物が約2.5%〜約50%の範囲内のγ-アミノ酪酸及び約97.5%〜約50%の範囲内のコハク酸を適当なキャリア媒体と共に有する溶液である請求項28記載の組成物。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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