特許
J-GLOBAL ID:200903064940390315

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-054406
公開番号(公開出願番号):特開2000-249082
出願日: 1999年03月02日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】 旋回スクロールとスラスト受けとの間に静圧軸受部を設けて摺動抵抗を小さくし、これらの耐久性、寿命等を高めるようにする。【解決手段】 旋回スクロール8とスラスト受け13との間には、旋回スクロール8の動きに追従して作動する給油ポンプ21を設ける。また、旋回スクロール8の摺接面8Dには静圧軸受部35を設け、この静圧軸受部35は、旋回スクロール8の周方向に円弧状に延びて互いに同心円状に配置される2個の円弧状溝35A,35B等により構成する。そして、旋回スクロール8には給油ポンプ21と静圧軸受部35との間を連通して径方向に延びる給油通路34を設ける。これにより給油ポンプ21からの潤滑油2を加圧状態で静圧軸受部35に供給し、この潤滑油2の圧力を旋回スクロール8に背圧として作用させると共に、旋回スクロール8とスラスト受け13との摺接面8D,13B間を潤滑状態に保持する。
請求項(抜粋):
ケーシングと、該ケーシングに設けられ鏡板に渦巻状のラップ部が立設された固定スクロールと、前記ケーシングに回転可能に設けられた駆動軸と、前記ケーシング内で該駆動軸の先端側に旋回軸受を介して旋回可能に設けられ鏡板に前記固定スクロールのラップ部と重なり合って複数の圧縮室を画成するラップ部が立設された旋回スクロールと、該旋回スクロールに作用するスラスト荷重を支持するため前記ケーシングに設けられ該旋回スクロールの背面側に摺接するスラスト受けとからなるスクロール式流体機械において、前記ケーシング内に収容した油液を吸込み加圧状態で吐出する給油ポンプと、前記旋回スクロールの背面側とスラスト受けとの間に設けられ該給油ポンプから吐出された加圧油を前記旋回スクロールに背圧として作用させる静圧軸受部とを備えたことを特徴とするスクロール式流体機械。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02
FI (2件):
F04C 18/02 311 G ,  F04C 18/02 311 W
Fターム (10件):
3H039AA02 ,  3H039AA09 ,  3H039AA12 ,  3H039BB04 ,  3H039BB05 ,  3H039BB11 ,  3H039CC02 ,  3H039CC22 ,  3H039CC27 ,  3H039CC44
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る