特許
J-GLOBAL ID:200903064940567878

電気光学式プレーナ光偏向器及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三澤 正義
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-506146
公開番号(公開出願番号):特表平9-501245
出願日: 1994年07月27日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】本発明は、1列に並置されたプリズム偏向器を有し、これらのプリズム偏向器が電圧を負荷可能な電極を有する電気光学式プレーナ光偏向器に関するものである。光線がZカット・ニオブ酸リチウム又はタンタル酸リチウム結晶に、好ましくはその表面に沿って延設される単一モード薄膜導波路に通され、プリズム偏向器がそれぞれ2つの三角形範囲又は角柱状範囲からなり、これらの範囲内に、逆向きの自発分極方向を有する分域内で電界ベクトルによって決まる分極方向を反転することによってほぼ一様な分極方向が生成されており、相隣接する三角形範囲が逆の分極方向を有し、三角形範囲を橋絡する矩形電極が結晶の上面に被着され、またこの結晶の下面に対向電極が被着されていることが本発明にとって本質的である。本発明措置によって達成される点として、電極と対向電極との間に電圧が印加されると相隣接する三角形範囲又は角柱状範囲内に前置符号の異なる屈折率変化が誘起され、屈折率分布はほぼ理想的な鋸歯状となる。本発明は更にかかる光偏向器を製造する方法に関するものである。
請求項(抜粋):
1列に並置されたプリズム偏向器を有し、これらのプリズム偏向器が電圧を負荷可能な電極を有する電気光学式プレーナ光偏向器において、光線が板状Zカット・ニオブ酸リチウム又はタンタル酸リチウム結晶(1)に通され、プリズム偏向器がそれぞれ2つの三角形範囲又は角柱状範囲(2)からなり、これらの範囲内に、逆向きの自発分極方向を有する分域内で電界ベクトルによって決まる分極方向を反転することによってほぼ一様な分極方向が生成されており、相隣接する三角形範囲又は角柱状範囲(2)が逆の分極方向を有し、結晶(1)のこれらの三角形範囲又は角柱状範囲(2)に、矩形に構成される電極(5)が被着されており、この結晶(1)が下面に少なくとも1つの対向電極を備えていることを特徴とする電気光学式プレーナ光偏向器。
IPC (3件):
G02F 1/29 ,  G02B 6/12 ,  G02F 1/295
FI (3件):
G02F 1/29 ,  G02F 1/295 ,  G02B 6/12 J
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭61-182025
  • 特開昭63-077034
  • 特開平4-088313
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