特許
J-GLOBAL ID:200903064941861109
温水暖房機の室内機
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-168340
公開番号(公開出願番号):特開平8-035677
出願日: 1994年07月20日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 温水暖房機の送風開始のタイミングを室内温度が低い時は早めることにより、室内をより早く暖める。【構成】 温水暖房機は温水を生成する室外機2と温風を室内に送出する室内機1とからなる。室内機1の筐体3には室内空気の吸込口4と吹出口5が有り、筐体3の内部には温水を熱源とする熱交換器6と、温風を送出する送風機7とが有る。室外機1と熱交換器6は温水の往き管17と戻り管18で繋がり、戻り管18には温水の温度を検出する温水温度検出手段9が取付けられ、吸込口4には吸込空気温度を検出する温度センサ19がある。従来は送風機7の運転開始のタイミングを温水温度だけで決めていたが、室内温度が低い時は運転開始のタイミングが後れてしまう。この問題を解消するために、運転開始時の室内温度が所定値以下の場合は吸込空気温度と熱交換器6の出口側の温水温度との温度差が所定値になったとき送風機7を最小回転数で運転開始させ、以後、上記の温度差が拡大するのに対応させて送風機7の回転数を増加させる。
請求項(抜粋):
後方上部に室内空気の吸込口を、前方下部に室内への吹出口を設けた筐体の内側に温水を熱源とする熱交換器と、同熱交換器で暖められた空気を室内に送出する送風機と、同送風機を制御する制御部と、前記熱交換器から室外機に戻る温水の温度を検出する温水温度検出手段とを備えてなるものにおいて、前記吸込口に吸込空気温度の検出手段を設け、運転開始時の室内温度が所定値以下のとき、前記吸込空気温度の検出手段により検出される吸込空気温度と前記温水温度検出手段により検出される温水温度との温度差が所定値に達したら前記送風機を最小回転数で運転開始させ、以後、前記温度差が拡大するのに対応させて前記送風機の回転数を複数段階に増加させるようにしてなることを特徴とする温水暖房機の室内機。
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