特許
J-GLOBAL ID:200903064950170321

流体軸受装置および流体軸受装置の潤滑油充填方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 板垣 孝夫 ,  森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-423914
公開番号(公開出願番号):特開2005-180622
出願日: 2003年12月22日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
【課題】 高速回転時でも潤滑油が外部に漏れることを防止でき、しかも、潤滑油充填工程において潤滑油の充填動作を行った後にスリーブの開口部側上面やその近傍に付着した潤滑油を拭き取らなくても済み、撥油機能も低下しない流体軸受装置および流体軸受装置の潤滑油充填方法を提供する。【解決手段】 スリーブ1における開口部側上面1aに、潤滑油5をはじく撥油剤13が塗布される撥油剤塗布面20を形成し、前記撥油剤塗布面20を、真空注油時に、撥油剤13が塗布された撥油剤塗布面20上に載せられた潤滑油5がスリーブ1とシャフト4との間の隙間に吸い込み落ちるように傾斜させた。この構成を用いて潤滑油5を充填することにより、撥油剤塗布面20上に載せられた潤滑油5が、撥油剤塗布面20の撥油剤13上を流れ落ちてスリーブ1とシャフト4との間の隙間に流れ落ち、この結果、潤滑油5の拭き取り作業を行わなくて済む。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
スリーブと、 このスリーブに所定隙間を介して挿入されたシャフトと、 このスリーブにシャフトを回転自在に支持させるラジアル軸受部と、 前記ラジアル軸受部の箇所を含めてスリーブとシャフトとの間の隙間に充填された潤滑油と を備えた流体軸受装置であって、 スリーブにおける開口部側上面に、潤滑油をはじく撥油剤が塗布される撥油剤塗布面を形成し、 前記撥油剤塗布面を、真空注油時に、撥油剤が塗布された撥油剤塗布面上に載せられた潤滑油がスリーブとシャフトとの間の隙間に吸い込み落ちるように傾斜させた流体軸受装置。
IPC (4件):
F16C17/10 ,  F16C33/10 ,  F16C43/02 ,  H02K7/08
FI (4件):
F16C17/10 A ,  F16C33/10 Z ,  F16C43/02 ,  H02K7/08 A
Fターム (20件):
3J011AA04 ,  3J011BA02 ,  3J011CA02 ,  3J011JA02 ,  3J011KA02 ,  3J011MA27 ,  3J017AA03 ,  3J017HA01 ,  5H607AA12 ,  5H607BB01 ,  5H607BB07 ,  5H607BB14 ,  5H607BB17 ,  5H607BB25 ,  5H607CC03 ,  5H607DD03 ,  5H607DD16 ,  5H607GG07 ,  5H607GG12 ,  5H607GG25
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 動圧軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-247009   出願人:株式会社三協精機製作所
審査官引用 (3件)

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