特許
J-GLOBAL ID:200903064954340647

押し花保存体およびその作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-225249
公開番号(公開出願番号):特開平11-060401
出願日: 1997年08月21日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 押し花保存体の作成に当たって、押し花の長期保存性を確保しつつ、積層アルミシートの如きシート材から簡単に基体を作成することができ、また材料的にも無駄なく作成することを可能とする。【解決手段】 気密性シート材10の左右両端部を表面側に折り返し、この左右折返し部14の上部および下部を折り返されていない基部16に接着シールして基体20を形成し、上記基部16の表面側に台板34と押し花36を配置し、次いで押し花36よりも外側の位置に環状に塗布した接着剤50を介して基体20の表面側に透明板52を気密的に接着して、該透明板52と基部16および左右の折返し部14とで囲まれた押し花収納空間を形成し、開口58から押し花収納空間内の空気を吸引して該空間をほぼ真空状態とした上で上記開口58をシールして押し花保存体を作成する。
請求項(抜粋):
気密性を有するシート材を用いて作成された、基部と、該基部の左右両端から折り返されて該基部の左右両端部の表面側に位置する左右の折返し部とを備え、該左右の折返し部の上部および下部が上記基部に接着されてシールされた基体と、上記基部のうち表面側に上記左右の折返し部が存在しない基部表面開放部の表面側に配置された押し花と、上記左右の折返し部の表面側および上記基部表面開放部の表面側に、上記押し花よりも外側に位置する環状の接着領域において気密的に接着された透明板とを備えてなり、上記透明板と基部と左右の折返し部とで囲まれた押し花収納空間が、上記基体に形成された開口から内部の空気が吸引されてほぼ真空状態とされた後、上記開口がシールされていることを特徴とする押し花保存体。

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