特許
J-GLOBAL ID:200903064960755360

車両の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-092191
公開番号(公開出願番号):特開平6-278639
出願日: 1993年03月25日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 2つの舵角センサにより検出されたハンドル舵角に基づいて4輪操舵装置やアンチスキッドブレーキ装置等を制御する車両の制御装置において、該制御手段による4輪操舵装置やアンチスキッドブレーキ装置等の制御性を向上させると共に、上記各舵角センサの故障を確実に判定して制御性の低下を防止する。【構成】 第1舵角センサ22aの検出結果に基づいて後輪転舵機構Bの制御を開始し、且つ第1舵角センサ22aと第2舵角センサ22bとの検出結果が一致したときには該第2舵角センサ22bの検出結果に基づいて上記後輪転舵機構Bを制御すると共に、実際の車速が第1設定車速を超えて第2設定車速に達するまでの間に、上記第1、第2舵角センサ22a,22bによる検出結果の一致が判定されなかったときには、これら第1、第2舵角センサ22a,22bのいずれかの故障を判定する。
請求項(抜粋):
ハンドル舵角をアナログ式の第1舵角センサとデジタル式の第2舵角センサとにより検出すると共に、これら第1、第2舵角センサにより検出されたハンドル舵角に基づいて車両に設けられた制御手段を制御する車両の制御装置であって、上記車両の車速を検出する車速検出手段と、イグニッションスイッチの投入状態を検出するイグニッションスタート検出手段と、該イグニッションスタート検出手段によりイグニッションスイッチの投入状態を検出したときに上記第1舵角センサによる検出結果に基づいて上記制御手段の制御を開始する制御開始手段と、上記第1舵角センサによる検出結果と上記第2舵角センサによる検出結果とを比較し、両センサにより検出されたハンドル舵角が一致したか否かを判定する舵角判定手段と、該舵角判定手段により上記第1舵角センサと第2舵角センサとにより検出されたハンドル舵角が一致したことを判定したときには該第2舵角センサによる検出結果に基づいて上記制御開始手段による制御手段の制御を行う制御切換手段と、上記車速検出手段により検出された車速が予め設定された第1設定車速を超えたときに上記制御開始手段による制御手段の制御を規制する制御規制手段と、上記車速検出手段により検出された車速が第1設定車速を超えて第2設定車速に達するまでの間に上記舵角判定手段によるハンドル舵角の一致が検出されないときには、上記第1舵角センサもしくは第2舵角センサのいずれかの故障を判定する故障判定手段とが設けられていることを特徴とする車両の制御装置。
IPC (2件):
B62D 7/14 ,  B62D 6/02

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