特許
J-GLOBAL ID:200903064962748299

プラスチック光学部品の反射防止膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 善朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-151503
公開番号(公開出願番号):特開平6-337302
出願日: 1993年05月28日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 可視光から近赤外光までの広帯域の光に対してすぐれた反射防止特性を有する反射防止膜を実現する。【構成】 アクリル樹脂製のレンズ等の基体1の表面1aに屈折率1.48、光学膜厚236.8nmの不飽和珪素酸化物のアンダーコート2を成膜し、その上に高屈折率物質と低屈折率物質を交互に4層ずつ積層した第1ないし第8層の薄膜3a〜3gからなる8層反射防止膜3を設ける。高屈折率物質からなる第1,第3,第5,第7層の薄膜3a,3c,3e,3gはそれぞれTiO2 とZrO2 を1:1の重量比で混合した物質を蒸発源とする混合膜であり、低屈折率物質からなる第2,第4,第6,第8層の薄膜3b,3d,3f,3hはそれぞれSiO2 からなる薄膜であり、公知の4層反射防止膜の2層を等価膜にすることによって反射防止特性を広域化したものである。
請求項(抜粋):
プラスチック光学部品の表面に成膜された珪素酸化物のアンダーコートと、該アンダーコートに積層された少くとも6層の薄膜を有する多層膜からなり、該多層膜が少くとも可視光域と近赤外光域を含む波長領域の光に対して所定の反射防止特性を有することを特徴とするプラスチック光学部品の反射防止膜。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-217302
  • 特開昭62-036603

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