特許
J-GLOBAL ID:200903064964096990
燃料噴射制御用圧電素子の駆動制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-163162
公開番号(公開出願番号):特開平5-010154
出願日: 1991年07月03日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】素子温度が上昇して圧電素子変位の応答時間が長くなってもその変位遅れを補償し、パイロット噴射を所定のタイミングで実行し、燃料噴射時期及び燃料噴射量の制御の精度向上を図る。【構成】燃料噴射ポンプ1には圧電素子としてピエゾ素子30が取付けられ、同ピエゾ素子30は充放電により伸縮動作して高圧室15内の燃料圧力を調整し、燃料噴射ノズル4にて主噴射及び同主噴射に先立つパイロット噴射を行わせる。また、ピエゾスピル弁23には前記ピエゾ素子30の温度を検出する熱電対77が取付けられている。CPUは、ディーゼルエンジン2の所定のクランク角を基準とした所定タイミングでのパイロット噴射を行うべく前記ピエゾ素子30の充放電タイミングを算出する。さらに、CPUは前記熱電対77により検出された温度が上昇するに従い、前記ピエゾ素子30の充放電タイミングを早める。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジンの回転に基づくプランジャの往復動により高圧室内へ燃料を吸入及び加圧し、その高圧室で加圧された高圧燃料を燃料噴射弁に供給する燃料噴射ポンプに設けられるものであって、充放電により伸縮動作して前記高圧室内の燃料の圧力を調整し、前記燃料噴射弁にて主噴射及び同主噴射に先立つパイロット噴射を行わせる燃料噴射制御用圧電素子と、前記ディーゼルエンジンの所定のクランク角を基準とした所定タイミングでのパイロット噴射を行うべく前記圧電素子の充放電タイミングを算出する基本タイミング算出手段と、前記圧電素子の温度を検出する素子温度検出センサと、前記素子温度検出センサにより検出された温度が上昇するに従い、前記基本タイミング算出手段による圧電素子の充放電タイミングを早めるタイミング補正手段とを備えたことを特徴とする燃料噴射制御用圧電素子の駆動制御装置。
IPC (4件):
F02D 1/02 301
, F02M 41/12 330
, F02M 45/04
, F02M 51/00
引用特許:
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