特許
J-GLOBAL ID:200903064970416343

板材へのナット取付構造および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-354262
公開番号(公開出願番号):特開平6-185518
出願日: 1992年12月15日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 板材に簡単に且つしっかりと固設されており、ボルトから大きなトルクを受けた場合でナットが回転することがないようにする。【構成】 六角形状穴2を有した板材1に、この多角形状穴2にほぼ内接する薄肉の中空円筒部11と、所定雌ネジ12aが形成されたネジ付き円筒部12と、中空円筒部11の上端に形成された円盤状のフランジ部13とから延性金属材料により一体に作られたナット10を固設して構成される。このナット10が下部を下方に突出させて多角形状穴2に挿入されるとともにフランジ部13を板材1の上面に当接させて取り付けられた状態で、中空円筒部11を上下から圧縮変形させてこの部分を外方に膨出させ、六角形状穴に挿入された部分を六角形状穴に沿って膨出させるとともに板材1から下方に突出する部分を外方に膨出させて、板材1に取り付けられる。
請求項(抜粋):
多角形状穴を有した板材と、上部にこの多角形状穴にほぼ内接する外径で前記板材の厚さより大きな高さの薄肉の中空円筒部を有し、下部に所定雌ネジが形成された前記外径と同一の外径のネジ付き円筒部を有し、前記中空円筒部の上端に前記外径より大きな外周径の円盤状のフランジ部を有して延性金属材料により一体に作られたナットとからなり、このナットがその下部を下方に突出させて前記多角形状穴に挿入されるとともに前記フランジ部を前記板材の上面に当接させて前記板材に取り付けられた状態で、前記中空円筒部を上下から圧縮して外方に膨出変形させ、前記多角形状穴に挿入された部分を前記多角形状穴に沿って膨出させるとともに前記板材から下方に突出する部分を外方に膨出させて前記フランジ部との間に前記板材を挟持させることにより、前記ナットが前記板材に取り付けられていることを特徴とする板材へのナット取付構造。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-261707

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