特許
J-GLOBAL ID:200903064972532260

チェーンカップリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津野 孝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-317497
公開番号(公開出願番号):特開2001-140922
出願日: 1999年11月08日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【課題】 潤滑剤の塗布等が不要で連続して使用することができ、カバーを必要とせず、クリーンな環境で使用するこができる、チェーンカップリングを提供すること。【解決手段】 チェーンカップリング10は、駆動軸A及び従動軸Bのそれぞれに固着される金属製のスプロケット12,14と、これらのスプロケット12,14に巻き掛けられたチェーン16よりなる。チェーン16のブシュ26の外側にはローラ30が回転自在に取り付けられている。ローラ30は、鋼に比べて弾性変形が容易な自己潤滑製樹脂より成形されている。ローラ30は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン製である。このローラ30は、スプロケット12,14の歯底面18の半径R1より若干大きな半径R2より成形されている。R1≦R2とすることにより、チェーン16がそれぞれのスプロケット12,14に取り付けられたとき、ローラ30は歯底面18に密着して弾性変形する。
請求項(抜粋):
実質的に同軸上に配置された一対のスプロケット間に、ブシュ上で回転自在なローラを備えたチェーンを巻き掛け、前記スプロケットの歯底面に前記ローラを噛合させて、一対のスプロケット間でトルクを伝達するチェーンカップリングにおいて、前記スプロケットの歯底面を円弧状に形成するとともに前記チェーンのローラの外周面を円筒状に形成し、前記ローラを自己潤滑性樹脂より成形するとともに該ローラの半径を前記歯底面の半径と同じか前記歯底面より大きく成形し、前記ローラの円筒状外周面を前記歯底面に密着させたことを特徴とする、チェーンカップリング。

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