特許
J-GLOBAL ID:200903064972886355
不揮発性メモリのデータ保護装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
芝野 正雅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-309869
公開番号(公開出願番号):特開2000-137648
出願日: 1998年10月30日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】【課題】 プログラム処理の暴走に伴うプログラム内容の誤書き換えを防止する。【解決手段】 1チップマイクロコンピュータを初期化した際、RSフリップフロップ21がリセットされている場合のみ、フラッシュメモリ1の指定ページをプロテクト解除させる構成とした。これにより、初期化が不十分な場合は、RSフリップフロップ21がセットされたままでフラッシュメモリ1の為のアドレスレジスタ3の値が0番地でなくなる可能性が高い為、マイクロコンピュータのプログラム処理が暴走したりするが、この場合、フラッシュメモリ1の指定ページをプロテクト解除させない為、誤書き換えを確実に防止できる。
請求項(抜粋):
データの電気消去及びデータの書き込み読み出しが可能な特性を有し、各種論理演算動作を実行する為のプログラムデータ又はテーブルデータが格納される第1不揮発性メモリを内蔵したマイクロコンピュータであって、少なくとも、前記マイクロコンピュータを動作制御する為のプログラムデータと前記第1不揮発性メモリの内容を書き換える為のプログラムデータとが格納された第2不揮発性メモリと、電源投入と同時に発振動作を開始する発振器と、電源投入に伴いリセット信号を発生し、前記第1及び第2不揮発性メモリをアドレス指定するアドレスレジスタに対し初期値を設定するリセット信号発生回路と、電源投入時、正常動作ならば、前記発振器の発振出力に基づいて一方の論理値となった後、前記リセット信号に基づいて他方の論理値となるフラグ回路と、前記フラグ回路の出力値に応じて、前記第1不揮発性メモリに対するデータの書き換えを許可又は禁止する為の制御信号を出力する制御回路と、を備え、前記フラグ回路の内容が他方の論理値である場合のみ、前記第1不揮発性メモリの内容を書き換え可能とすることを特徴とする不揮発性メモリのデータ保護装置。
Fターム (4件):
5B017AA02
, 5B017BA04
, 5B017BB03
, 5B017CA11
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