特許
J-GLOBAL ID:200903064973569191

永久磁石同期電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 外川 英明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-232212
公開番号(公開出願番号):特開平9-084399
出願日: 1995年09月11日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】電動機の回転周波数が高くなって、電動機の端子電圧がインバータの最大出力電圧を越えても、電流制御系の安定性を確保できる永久磁石同期電動機の制御装置を提供する。【解決手段】電動機の回転周波数が所定値を越えると、電圧ベクトルの大きさを所定の電圧ベクトルの大きさにして、その値を基に変調率を求めると共に、極座標変換部からの電圧ベクトルの大きさと上記所定の電圧ベクトルの大きさとを基に磁束方向電流補正値を求め、その値により磁束方向電流指令を補正する手段と有する。
請求項(抜粋):
永久磁石同期電動機を電力変換装置を介して制御する永久磁石同期電動機の制御装置において、トルク指令と電動機角周波数と後述する磁束方向電流補正値演算手段から出力される磁束方向電流補正値とを入力として、磁束方向電流指令とトルク方向電流指令とを演算する電流指令値演算部と、この電流指令値演算部の出力である磁束方向電流指令とトルク方向電流指令とを入力として、磁束方向電圧指令とトルク方向電圧指令とを演算する電圧指令演算部と、この電圧指令演算部の出力である磁束方向電圧指令とトルク方向電圧指令と永久磁石磁束角度とを入力とし、第1の電圧ベクトルの大きさと磁束軸方向に対する電圧ベクトルの角度とを演算する極座標変換部と、この極座標変換部の出力である第1の電圧ベクトルの大きさと、所定の固定電圧ベクトルの大きさと、第1の電圧ベクトルの大きさにするか固定電圧ベクトルの大きさにするかを決定する電圧固定指令とを入力として、電圧固定指令に従って新たな第2の電圧ベクトルの大きさを出力する電圧固定部と、前記極座標変換部から出力された第1の電圧ベクトルの大きさと前記電圧固定部から出力された第2の電圧ベクトルの大きさとを入力として、前記磁束方向電流補正値を演算する磁束方向電流補正値演算部と、前記電圧固定部から出力された第2の電圧ベクトルの大きさと前記電力変換装置の直流リンク電圧とを入力とし、前記電力変換装置の変調率を演算する変調率演算部と、前記電流指令値演算部から出力されたトルク方向電流指令とトルク電流実際値とを入力として、トルク角補正値を演算するトルク電流制御部と、前記変調率演算部から出力される変調率と、前記極座標変換部から出力される電圧ベクトルの角度と前記トルク電流制御部から出力されるトルク角補正値と永久磁石磁束角度の和を入力とし、前記電力変換装置のPWM電圧指令を出力するPWM電圧発生部とを具備したことを特徴とする永久磁石同期電動機の制御装置。
IPC (3件):
H02P 21/00 ,  H02P 5/41 302 ,  H02P 5/41 303
FI (4件):
H02P 5/408 C ,  H02P 5/41 302 L ,  H02P 5/41 303 K ,  H02P 5/408 H

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