特許
J-GLOBAL ID:200903064975928512

自動車用乗員保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-125485
公開番号(公開出願番号):特開平10-315893
出願日: 1997年05月15日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 極めて瞬時に乗員頭部と車体側部との間にバッグを介在させることにより、バッグによる乗員頭部の保護性能を向上させる。【解決手段】 自動車用乗員保護装置10の一部を構成するエアバッグ装置12のバッグ18は、センタピラー部38の下部に配設されたプリテンショナ装置14のワイヤ60と連結されている。従って、車体側部への所定の高荷重作用時になると、プリテンショナ装置14が作動してワイヤ60が下方へ引き込まれる。このため、バッグ18が完全に膨張する前の段階でこれを引き下げることができる。その後、バッグ18は完全な膨張状態とされる。その結果、極めて瞬時に乗員頭部と車体側部との間にバッグ18を介在させることができ、これによりバッグ18による乗員頭部の保護性能を向上させることができる。
請求項(抜粋):
車体の所定部位に配置されると共に車体側部への所定の高荷重作用時にガスを噴出するインフレータと、ピラー部及びルーフサイドレール部に沿って折り畳み状態で格納されると共にインフレータから噴出されたガスが流入されることにより車体側部の車室内側にカーテン状に膨出されるバッグと、を含んで構成される自動車用乗員保護装置であって、バッグが完全な膨張状態となる前に、当該バッグを車体側部の車室内側に沿って強制的に引き下げる引下げ手段を設けた、ことを特徴とする自動車用乗員保護装置。
IPC (3件):
B60R 21/22 ,  B60R 13/02 ,  B60R 21/08
FI (4件):
B60R 21/22 ,  B60R 13/02 C ,  B60R 21/08 J ,  B60R 21/08 C

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