特許
J-GLOBAL ID:200903064976969875

インクジェット記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丹羽 宏之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-149641
公開番号(公開出願番号):特開平11-334109
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 プリンタ等のインクジェット記録装置において、長時間インク吐出を行わない状態で放置された場合や、あるいは高デューティ比の記録を連続的に行った直後等ではインク流路中のインクの増粘、あるいは微細気泡等によって記録ヘッドが正常に作動しなくなったり、温度上昇で損傷する可能性があるため、記録ヘッドの不吐出を高精度で検知し得る手段を提供する。【解決手段】 このため、記録ヘッド11の温度検出手段と、その昇温/降温による温度変化検出手段と、この記録ヘッドをそれぞれ吐出不能/吐出可能状態にする各手段とを備え、吐出不能状態にした時の温度変化検出値と、吐出可能状態にした時の温度変化検出値との間に、不吐出を判別するためのしきい値を設け、前記検出温度変化値がこのしきい値を越えた時に不吐出と判別するよう構成した。
請求項(抜粋):
インクを吐出するための記録ヘッドと、この記録ヘッドの温度を検出するための温度検出手段と、前記記録ヘッドの吐出駆動に伴う昇温による温度変化、吐出後の降温による温度変化、あるいはその双方の温度変化を前記温度検出手段から検出する温度変化検出手段と、前記記録ヘッドを吐出不能状態にする手段と、前記記録ヘッドを吐出可能状態にする手段とを備え、前記吐出不能状態にする手段で吐出不能状態にした後に、前記温度変化検出を行い、検出された値と、吐出可能状態にする手段で吐出可能状態にした後に、前記温度変化検出を行い、検出された値との間に不吐出を判別するためのしきい値を設け、前記温度変化検出手段が検出する温度変化の値が、前記しきい値を越えている時、不吐出であり、前記しきい値を越えていない時、吐出であるとそれぞれ判別する不吐出判別手段を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
IPC (4件):
B41J 2/175 ,  B41J 2/165 ,  B41J 2/18 ,  B41J 2/185
FI (3件):
B41J 3/04 102 Z ,  B41J 3/04 102 N ,  B41J 3/04 102 R

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