特許
J-GLOBAL ID:200903064982972489

擬似通信回路網

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-023193
公開番号(公開出願番号):特開平6-213948
出願日: 1993年01月19日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 小型で、経済的で使い易く、妨害波を正しく測定できる擬似通信回路網を提供すること。【構成】 通信装置1と接続するための端子9と、該端子の各心線に一端を接続する、相互に値の等しい第1のインピーダンスと第1のキャパシタンスの直列回路6,7と、該直列回路の他端の共通接続点と接地点の間にもうけられる第2のインピーダンス11と、前記端子と前記補助装置5の間にもうけられるチョークコイル13,15とを有し、前記第1のキャパシタンスは通信に用いられる信号の伝送条件と擬似通信回路網3aの心線とグランド間のインピーダンスの基準値の両方を満足するように決定され、前記第2のインピーダンスの両端の電圧を測定することにより通信装置1の通信線端子とグランド間に現れる妨害波を評価する。
請求項(抜粋):
平衡線を通信線として用いる通信装置から該通信線を介して放射される妨害波を測定するために、該通信装置と該通信装置を動作させる補助装置を接続する前記通信線に挿入される擬似通信回路網において、前記通信装置と接続するための端子と、該端子の各心線に一端を接続する、相互に値の等しい第1のインピーダンスと第1のキャパシタンスの直列回路と、該直列回路の他端の共通接続点と接地点の間にもうけられる第2のインピーダンスと、前記端子と前記補助装置の間にもうけられるチョークコイルとを有し、チョークコイルは通信信号に対してはほとんど損失がなく通信線とグランドの間に現れる妨害波に対しては大きな損失をもつコモンモードチョークコイルであり、該コモンモードチョークコイルは補助装置と接続するための端子を一体構成で具備し、前記第1のキャパシタンスは通信に用いられる信号の伝送条件と擬似通信回路網の心線とグランド間のインピーダンスの基準値の両方を満足するように決定され、前記第2のインピーダンスの両端の電圧を測定することにより通信装置の通信線端子とグランド間に現れる妨害波を評価することを特徴とする、擬似通信回路網。
IPC (3件):
G01R 29/08 ,  H04B 17/00 ,  H04L 29/14

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