特許
J-GLOBAL ID:200903064993288326

オイルポンプロータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-006995
公開番号(公開出願番号):特開平9-256965
出願日: 1997年01月17日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 両ロータの端面とケーシングとの間、アウターロータの外周とケーシングとの間が常に摺接しているので、これらの摺動抵抗による機械損失を低減することが課題をされていた。【解決手段】 インナーロータ10の外歯11が、基礎円Biに外接してすべりなく転がる外転円Piによって創成される外転サイクロイド曲線と、基礎円Biに内接してすべりなく転がる内転円Qiによって創成される内転サイクロイド曲線とを交互に組み合わせた複合サイクロイド曲線Riに沿って形成されており、そしてこの複合サイクロイド曲線Riは、外転円Piの直径をEi(mm)、内転円Qiの直径をHi(mm)としたときに下記式0.5≦Hi/Ei≦0.8を満たす範囲において創成されているオイルポンプロータを採用する。
請求項(抜粋):
n(nは自然数)枚の外歯が形成されたインナーロータと、該外歯と噛み合うn+1枚の内歯が形成されたアウターロータと、流体が吸入される吸入ポートおよび流体が吐出される吐出ポートが形成されたケーシングとを備え、両ロータが噛み合って回転するときに両ロータの歯面間に形成されるセルの容積変化により流体を吸入、吐出することによって流体を搬送するオイルポンプに用いられるオイルポンプロータにおいて、インナーロータの外歯は、基礎円に外接してすべりなく転がる外転円によって創成される外転サイクロイド曲線と、基礎円に内接してすべりなく転がる内転円によって創成される内転サイクロイド曲線とを交互に組み合わせた複合サイクロイド曲線に沿って形成され、該複合サイクロイド曲線は、外転円の直径をE(mm)、内転円の直径をH(mm)としたときに下記式0.5≦H/E≦0.8を満たす範囲において創成されていることを特徴とするオイルポンプロータ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-271577
  • 特開昭61-004882

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