特許
J-GLOBAL ID:200903065002365642

空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-337375
公開番号(公開出願番号):特開平5-172388
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 室内機に露が付着するようなことのない空気調和機を提供する。【構成】 冷房運転で異なる負荷状態にある室内熱交換器のうち、負荷の小さい室内熱交換器9aについては連設した電動調節弁8aの弁開度を負荷の大きさの比に応じて絞り、室内熱交換器9aの液ラインとガスラインに夫々設けた第1,第2の冷媒温度検出センサ52a,53aの検出値の差をもとにして室内熱交換器9aの排出冷媒のスーパーヒート量が設定された値となるように対応する室内ファン55aの風量を制御するように構成したことにより、排出冷媒のスーパーヒート量が大きくなった場合には室内ファン55aの風量を低下させ、熱交換量が低下するようにして排出冷媒のスーパーヒート量が設定値となるようにする。これにより、負荷状態が異なる部屋を空気調和する場合においても、室内機に露が付着するようなことがなくなる。
請求項(抜粋):
圧縮機と、この圧縮機の吸込冷媒のスーパーヒート量が設定された所定値となるように弁開度が制御可能に設けられた膨張弁と、この膨張弁の低圧側に並列に接続された複数の室内熱交換器と、これらの室内熱交換器と夫々の送風路とが交差するように配置され風量が制御可能に設けられた室内ファンと、前記室内熱交換器に夫々対応して設けられた室温検知手段と、前記室内熱交換器の片側接続口と前記膨張弁の低圧側との間に夫々設けられ前記室温検知手段の検知信号にもとづき弁開度が調節制御される調節弁と、前記室内熱交換器の片側接続口側に夫々設けられた第1の冷媒温度検出手段と、前記室内熱交換器の他側接続口側に夫々設けられた第2の冷媒温度検出手段とを備えてなり、設定室温と前記室温検知手段で検出された室温の差が最大の前記室内熱交換器については対応する前記室内ファンの風量を所定の一定風量にし、且つ対応する前記調節弁の弁開度を最大となるように制御し、他の前記室内熱交換器については前記設定室温と室温の差の比に応じて対応する前記調節弁の弁開度を夫々調節設定し、且つ前記室内熱交換器に夫々対応する前記第1の冷媒温度検出手段と第2の冷媒温度検出手段の各検出値の差から得られる夫々の室内熱交換器の排出冷媒のスーパーヒート量が設定された所定値となるように対応する前記室内ファンの風量を制御するようにしたことを特徴とする空気調和機。
IPC (2件):
F24F 11/02 102 ,  F25B 13/00 104

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