特許
J-GLOBAL ID:200903065005026431

内燃機関の燃料噴射量演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-111674
公開番号(公開出願番号):特開平5-306643
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 過渡状態から全開状態への移行過程にてエアフローメータ出力から平滑化基本燃料噴射量TpREALを得るための脈動平滑化指数NDを適切なタイミングで切換える。【構成】 スロットル弁開度と機関回転数とから算出される吸入空気流量Qhoが所定値以上の条件(S1)にて、平滑化基本燃料噴射量TpREALの変化量ΔTpREALが負(S30)、かつ、位相合わせ及び先取り補正を含む最終基本燃料噴射量AvTpがトリミング基本燃料噴射量TrTp(=TpREAL×Ktrm )より大(S31)になったときに、脈動平滑化指数NDを過渡状態に対応した値(0;平滑化禁止)から全開状態に対応した値(3;平滑化最大)に切換える(S33)。
請求項(抜粋):
機関吸気系に設けたエアフローメータにより計測される吸入空気流量に基づいて燃料噴射量を演算する内燃機関の燃料噴射量演算装置であって、エアフローメータにより計測された吸入空気流量又はこれから求めた燃料噴射量演算用の中間変数を機関運転状態に応じて平滑化の度合いを設定して平滑化し、少なくとも過渡状態で平滑化の度合いを小さくし全開状態で平滑化の度合いを大きくする脈動平滑化手段と、エアフローメータによる吸入空気流量計測位置からシリンダまでの時間遅れを補正すべく前記平滑化された中間変数を補正する位相合わせ手段と、スロットル弁開度と機関回転数とから算出される吸入空気流量の変化量に基づいて前記平滑化された中間変数を補正する先取り補正手段と、を備えるものにおいて、前記脈動平滑化手段による補正がなされた中間変数の変化量の正負を判定する第1の判定手段と、前記脈動平滑化手段、位相合わせ手段及び先取り補正手段による補正がなされた中間変数と、前記脈動平滑化手段による補正がなされた中間変数との大小を判定する第2の判定手段と、過渡状態から全開状態への移行過程で、前記第1の判定手段の判定結果が負で、かつ前記第2の判定手段の判定結果が前記脈動平滑化手段、位相合わせ手段及び先取り補正手段による補正がなされた中間変数の方が大となったときに、前記脈動平滑化手段の平滑化の度合いの切換えを行わせる切換制限手段と、を設けたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射量演算装置。
IPC (5件):
F02D 41/34 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 41/18 ,  F02D 45/00 358 ,  F02D 45/00 366

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