特許
J-GLOBAL ID:200903065010537258

耐衝撃性に改良された熱可塑性樹脂の製造法、耐衝撃性に改良された熱可塑性成形材料、ならびにフィルム、繊維および成形体の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-072882
公開番号(公開出願番号):特開平9-011230
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【課題】 湿潤エラストマー成分および熱可塑性の脆いポリマーからなる耐衝撃性の熱可塑性樹脂を工業的に簡単な方法で、できるだけ1つの処理過程で製造する方法。【解決手段】 エラストマー成分Aを、搬送方向に配量区間、圧潰区間、熱可塑性ポリマーBを押出機中に供給する区間、混合要素、混練要素および/または別の可塑化要素を備えている区間、脱ガス区間および搬出帯域から形成されている、同様に回転するスクリューを備えた二軸スクリュー押出機に供給し、脱水開口から退出する水を部分的または全体的に液相で存在させる。【効果】 最初に部分脱水されたゴム中に含有されている残留水が既に第1の圧潰区間で液状の水として除去されており、ゴムの搬出量の場合には、第1の圧潰区間で湿ったゴムの量の3〜8重量%であり、かつ第2の圧潰区間で1重量%未満と僅かである。
請求項(抜粋):
残留水を50重量%まで含有する湿潤エラストマー成分Aを機械的に脱水し、こうして得られた脱水されたエラストマー成分A ́を熱可塑性ポリマーBと、スクリュー押出機中で混合することにより、耐衝撃性に変性された熱可塑性樹脂を製造する方法において、エラストマー成分Aを、搬送方向に実質的に- 配量装置によりエラストマー成分Aを押出機に供給する配量区間、- 少なくとも1つの滞留要素ならびにそれぞれ少なくとも1つのこれに属する脱水開口を備えている、脱水に使用される少なくとも1つの圧潰区間、- 熱可塑性ポリマーBを溶融体として押出機中に供給する少なくとも1つの区間、- 混合要素、混練要素および/または別の可塑化要素を備えている少なくとも1つの区間、- 残留水を蒸気として除去する、少なくとも1つの脱ガス開口を備えている少なくとも脱ガス区間および- 搬出帯域から形成されている、同方向に回転するスクリューを備えた二軸スクリュー押出機に供給し、脱水開口から排出される水を部分的または全体的に液相で存在させることを特徴とする、製造法。
IPC (8件):
B29B 7/48 ,  C08J 5/18 CEQ ,  C08J 5/18 CET ,  C08L 25/04 LDW ,  C08L 27/06 LEZ ,  C08L 33/12 LJC ,  C08L 51/00 LKP ,  D01F 6/00
FI (8件):
B29B 7/48 ,  C08J 5/18 CEQ ,  C08J 5/18 CET ,  C08L 25/04 LDW ,  C08L 27/06 LEZ ,  C08L 33/12 LJC ,  C08L 51/00 LKP ,  D01F 6/00 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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