特許
J-GLOBAL ID:200903065022385674
移送物の計数装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-148811
公開番号(公開出願番号):特開平8-016751
出願日: 1994年06月30日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】計数対象物の移送路に光電スイッチなどの物体検知器を配置して通過する計数対象物の数を数える計数装置におけるノイズ侵入などによる計数誤差の発生を防止する。【構成】物体配列検出部1の出力の変化を捉えて検出部を通過した計数対象物の個数を数える処理を行う計数部2を、マイクロコンピュータ3と、測定対象物が検出部を通過中に複数回の検出部出力状態を読み取りが行われる周期に設定されたサンプリング周期タイマ5と、検出部の出力状態を読み取ってマイクロコンピュータに転送するパラレルインタフェース6と、マイクロコンピュータにおいて実行される演算と処理の手順が格納されているROMと、演算処理の過程で生成される符号と数値とを一時記憶するRAM、ならびにシステムクロックとによって構成し、読み取った複数の検出部出力状態値の多数決によって計数処理を実行する。
請求項(抜粋):
計数対象物が並列して移送される移送路の各々に計数対象物の有無を検出する物体センサを配列してなる物体配列検出部と、該物体配列検出部の出力の変化を捉えて検出部を通過した計数対象物の個数を数える処理を行う計数部とからなる移送物の計数装置であって、前記計数部は、マイクロコンピュータと、前記物体配列検出部の出力の状態を読み取って計数演算を実行する周期を与えるサンプリング周期タイマと、このサンプリングタイマのカウントアップ信号毎に物体配列検出部の各物体センサの出力状態を読み取って物体有無配列状態をビット単位で示す配列符号として前記マイクロコンピュータに転送するパラレルインタフェースと、マイクロコンピュータにおいて実行される演算と処理の手順が格納されているROMと、演算処理の工程で生成される符号と数値とを一時記憶するRAM、ならびに計測部の前記各構成要素の動作の基本タイミングを与えるシステムクロックとからなり、前記サンプリング周期タイマの周期は、計数対象物が前記物体配列検検出部を通過する期間中に計数対象物の有無の検出読み取りを複数回実行可能な時間間隔であり、前記RAMには、前記パラレルインタフェースから転送されるセンサ出力状態符号を転送順に複数個格納しておくセンサ出力バッファと、前回のサンプリング周期における演算と処理によって確定した物体配列状況を表すセンサ出力の真値を格納しておくセンサ真値バッファと、引き続く次のサンプリング周期に読み取った前記物体配列検出部各センサの出力状態符号データを含む前記センサ出力バッファに格納されている複数のセンサの出力状態符号データを用いる検査処理によって得られたセンサの出力状態符号データの検査結果を格納する検査値バッファと、計数対象物が検出される毎に1単位の加算を繰り返す計数対象物移送路の各々に対応する計数カウンタ、および演算処理の過程で一時記憶が必要となる符号数値を格納しておく補助バッファの領域が確保されており、前記サンプリング周期タイマのカウントアップ毎に、前記ROMからマイクロコンピュータが呼び出して行う処理が、前記センサ出力バッファに格納の複数個のセンサ出力状態データとセンサ真値バッファに格納情報の比較検査を行って予め定めたサンプリング回数の内、予め定めた回数一致するデータを前記検査値バッファに納める状態検査処理と、続いて前記センサ真値バッファ格納データと前記検査値バッファ格納データとをビット桁毎に比較し、センサ真値バッファ格納値が物体有りで、検査値バッファ格納値が物体無しであるとき、この変化を示すビット桁に対応する移送路を実際に物体が通過したものとしてRAMに設けられた当該移送路に対応する計数カウンタに1単位を加算する計数処理であることを特徴とする移送物の計数装置。
IPC (3件):
G06M 7/00 381
, A63F 7/02 339
, B65G 43/08
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