特許
J-GLOBAL ID:200903065025416520
非酸系ニトロ化工程による芳香族化合物のニトロ化方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-532386
公開番号(公開出願番号):特表2002-503716
出願日: 1998年09月18日
公開日(公表日): 2002年02月05日
要約:
【要約】無機酸化物の触媒により活性化された酸素及び二酸化窒素を使用する効果的な芳香族化合物のニトロ化反応が開示されている。本方法は通常ニトロ化反応に使用する濃硝酸と濃硫酸を全く使わないため、廃酸の処理問題が殆ど発生しない。更に、本方法は二酸化窒素/オゾンを使用する他のニトロ化反応でのようなオゾン発生の問題に関連した高費用の問題が解決できる。反応性の向上により芳香族化合物のモノニトロ化反応のみならず、ジニトロ化反応も可能である。本方法では加圧酸素を用いることにより反応媒体に対する酸素の溶解度を増加させ、多孔性触媒により二酸化窒素を活性化させて芳香族化合物をニトロ化させるため、反応速度を顕著に増加させることができ、既存の方法とは異なり触媒が不溶性であるため反応物が容易に分離される。
請求項(抜粋):
a)芳香族化合物をオートクレーブに仕込み、微細孔の大きさが5Å以上であり、表面積が100m2/g以上である無機酸化物型の触媒と二酸化窒素を付加する段階;b)前記オートクレーブに酸素を供給し、圧力を加えて前記芳香族化合物をモノニトロ化又はジニトロ化させる段階からなる非酸型ニトロ化工程により芳香族化合物をニトロ化させる方法。
IPC (3件):
C07C201/08
, C07C205/06
, C07B 61/00 300
FI (3件):
C07C201/08
, C07C205/06
, C07B 61/00 300
Fターム (10件):
4H006AA02
, 4H006AC51
, 4H006BA68
, 4H006BA71
, 4H006BB70
, 4H006BE02
, 4H006BE30
, 4H006DA15
, 4H039CA72
, 4H039CD10
前のページに戻る