特許
J-GLOBAL ID:200903065031098106

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-323108
公開番号(公開出願番号):特開平11-159376
出願日: 1997年11月25日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 複数の気筒群を有する内燃機関で各気筒群ごとの排気通路が集合した排気集合通路に触媒上流側空燃比センサを設けて空燃比フィードバック制御を行う空燃比制御装置において、空燃比制御精度を向上させる。【解決手段】 Aバンクの排気通路11とBバンクの排気通路11との合流部では、Aバンクの気筒から排出される排気ガスとBバンクの気筒から排出される排気ガスとが混合(ミキシング)してしまい、A/Fセンサ13によって検出される空燃比がいずれの気筒の燃焼状態を反映しているのかを確実に把握することができない場合が生じうる。そこで、本実施形態においては、排気ガスの混合状態を検出すべく、混合状態が発生しやすい運転状況を予めマップ化して記憶しておき、フィードバック燃料補正量を変更する。また、A/Fセンサ13に対する排気ガスの当たり状態を検出し、同様にフィードバック燃料補正量を変更する。
請求項(抜粋):
複数の気筒群ごとの排気通路が集合した排気集合通路に三元触媒が設けられた内燃機関の空燃比制御装置であって、前記三元触媒より上流側の前記排気集合通路に設置され、排気ガスの空燃比にほぼ比例する出力特性を有する空燃比センサと、前記空燃比センサによって現在検出されている空燃比と所定の遅延時間前の吸入空気量とに基づいて実燃料量の目標燃料量からの偏差を算出し、該偏差に応じて燃料のフィードバック補正量を算出する空燃比フィードバック制御手段と、前記排気集合通路内での前記各気筒群からの排気の混合状態を検出する混合検出手段と、前記混合検出手段によって検出される排気の混合状態に基づいて、前記空燃比フィードバック制御手段において算出されるフィードバック補正量を変更するフィードバック補正量変更手段と、を具備する、内燃機関の空燃比制御装置。

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