特許
J-GLOBAL ID:200903065052088534

鋳造における冷却方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-214699
公開番号(公開出願番号):特開平8-071732
出願日: 1994年09月08日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】入子13の後退時期の適切化を図り、鋳造品の変形を防止する。【構成】金型1のキャビティ12に溶湯が注入される。その後入子13を超微速の速度V1でX2方向に後退させる。凝固が進行していない初期の段階では、溶湯の反発力で入子13はX2方向に付勢され、圧力センサ55は圧縮力を検知する。凝固がかなり進行した場合には、反発力は解消し、溶湯の凝固収縮力で入子13の先端部13aは向心方向に締められるので、入子13の後退は規制され、圧力センサ55は引張力を検知する。引張への変換時期を基準として、入子13を設定ストロークぶん矢印X2方向に後退させ、鋳造品Wと入子13の先端部13aとの間の隙間に第2冷却室15bの冷却水を送給する。
請求項(抜粋):
鋳造品を成形するキャビティと該キャビティに対して前進後退可能に設けられた可動式の入子とを備えた成形型を用い、該成形型のキャビティに溶湯を注入した状態で該入子を設定ストローク後退させることにより、該キャビティにおける鋳造品を形成する金属と該入子との間の隙間を大きくして、その隙間に冷却液を送給して冷却を行う鋳造における冷却方法において、該成形型のキャビティに注入した溶湯による該入子に対する反発力を検出し、該反発力が所定値以下となった後に、該キャビティにおける鋳造品を形成する金属に対して該入子を該設定ストローク後退させることを特徴とする鋳造における冷却方法。
IPC (3件):
B22D 27/04 ,  B22D 17/22 ,  B22D 35/06

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