特許
J-GLOBAL ID:200903065054951370

脂肪酸エステルの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-356767
公開番号(公開出願番号):特開平11-187891
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 高品質のグリセリン-α-ポリオキシアルキレングリコールモノ脂肪酸エステルを、温和な条件で高純度で効率よく製造する方法の提供。【解決手段】 α-ポリオキシアルキレングリセリンケタールまたはアセタール(II)とカルボン酸とを、エステル化活性を有する酵素の存在下でエステル化を行なった後、加水分解により脱ケタール化または脱アセタール化してグリセリン-α-ポリオキシアルキレングリコールモノ脂肪酸エステル(I)を得る。【化1】【化2】〔式中、R1は炭素数1〜23の脂肪族炭化水素基、R2及びR3は水素原子、炭素数1〜22のアルキル基もしくはアルケニル基等、A は炭素数2〜4のアルキレン基、n は1〜100 の数である。〕
請求項(抜粋):
一般式(I)【化1】〔式中、R1は直鎖または分岐鎖の炭素数1〜23の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基を示し、A は炭素数2〜4のアルキレン基を示し、n 個のA は同一でも異なっていても良い。n はアルキレンオキサイドの平均付加モル数を示す1〜100 の数である。〕で表されるグリセリン-α-ポリオキシアルキレングリコールモノ脂肪酸エステルを製造するに際し、一般式(II)【化2】〔式中、A及びnは前記と同じ意味を示す。R2及びR3は同一または異なって水素原子、直鎖または分岐鎖の炭素数1〜22のアルキル基もしくはアルケニル基、あるいはアルキル基で置換されていても良い総炭素数6〜30のアリール基を示す。〕で表されるα-ポリオキシアルキレングリセリンケタールまたはアセタールと、一般式(III)R1COOH (III)〔式中、R1は前記と同じ意味を示す。〕で表されるカルボン酸とを、エステル化活性を有する酵素の存在下でエステル化を行なった後、加水分解により脱ケタール化または脱アセタール化することを特徴とする前記一般式(I)で表される脂肪酸エステルの製造法。
IPC (5件):
C12P 7/62 ,  C07C 67/08 ,  C07C 69/025 ,  C07C 69/30 ,  C07C 69/52
FI (5件):
C12P 7/62 ,  C07C 67/08 ,  C07C 69/025 ,  C07C 69/30 ,  C07C 69/52

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