特許
J-GLOBAL ID:200903065067819454
平板状試験片の把持装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-012824
公開番号(公開出願番号):特開平9-203699
出願日: 1996年01月29日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 平板状試験片の把持の際に、容易に平板状試験片の芯出しを行うことができる。【解決手段】 平板状試験片1の把持部1A、1Bは、一対のグリップ板4、5に挟持される。一対のグリップ板4、5によって挟持された把持部1A、1Bは、その先端がグリップ板4、5から突出し、この突出した把持部1A、1Bの先端は、ベースプレート10に刻設された位置決め溝15に挿入される。この位置決め溝15の幅は、試験片把持部1A、1Bの厚さよりも僅かに大きく定められており、平板状試験片1は位置決め溝15への挿入によって厚さ方向の芯出しが行われる。また、位置決め溝15には制限突起16が設置され、把持部1A、1Bがこの制限突起16に当接すると、試験片1の幅W方向の芯出しが行われる。
請求項(抜粋):
平板状試験片の両端把持部を夫々把持し、材料試験機に取付ける平板状試験片の把持装置において、一端面で材料試験機に取付けられるベースプレートと、上記ベースプレートの他端面に着脱可能に取付けられ、上記平板状試験片の把持部をその厚さ方向に挟み込む一対のグリップ板と、上記ベースプレートの他端面に刻設され、上記平板状試験片の把持部の厚さよりも僅かに大きい幅と上記平板状試験片の把持部の幅よりも大きい長さとを有する位置決め溝と、上記位置決め溝の長さ方向の制限を形成する制限部材とを具備し、上記制限部材は上記平板状試験片の把持部が当接することによって上記平板状試験片の幅方向の芯出しを行うことを特徴とする平板状試験片の把持装置。
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