特許
J-GLOBAL ID:200903065072704436

光伝送システム、端局装置及び波長分散測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 常雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-164208
公開番号(公開出願番号):特開2002-357509
出願日: 2001年05月31日
公開日(公表日): 2002年12月13日
要約:
【要約】【課題】 簡易に波長分散を測定できるシステムを安価に実現する。【解決手段】 制御回路34は、光スイッチ32をB接点に接続し、光送信器20-1〜nを同期動作させる。光多重器28は、光送信器20-1〜nの出力信号光を多重し、その多重光は光スイッチ32を介して光ファイバ線路14に出力される。光ファイバ線路14を伝搬した信号光(テスト信号光)は、端局12では、分波器40を介して光分離器46に入射する。光分離器46は、分波器40からの光を個々の波長の信号光に分離する。光スイッチ52は、光分離器46からの各波長の信号光を順番に選択し、受光器54に印加する。受光器54は入力信号光を電気信号に変換する。位相差計58は受光器54の出力に含まれる正弦波成分の位相を基準位相と比較し、その位相差を示す信号を光送信器60に出力する。光送信器60は、位相差計58の計測結果を搬送する信号光を光ファイバ線路16を介して端局10に送信する。
請求項(抜粋):
送信端局(10)、受信端局(12)及び当該送信端局から出力される信号光を当該受信端局に伝送する光ファイバ線路(14)からなる光伝送システムであって、当該送信端局(10)は、互いに異なる信号波長の信号光をそれぞれ出力する複数の信号光出力装置(20-1〜20-n)と、当該複数の信号光出力装置から出力される各信号光に波長分散を付与し、多重して出力する分散等化・多重器(24-1〜24-n,26,30)と、当該複数の信号光出力装置から出力される各信号光を多重する光多重器(28)と、当該分散等化・多重器の出力光と当該光多重器の出力光の一方を選択する光スイッチ(32)と、当該光ファイバ線路(14)の波長分散を測定するときに、当該複数の信号光出力装置を同期動作させ、当該光スイッチに当該光多重器の出力光を選択させる制御手段(34)とを具備し、当該受信端局(12)は、当該光ファイバ線路(14)から入力する光から各信号光を分離し受信する光受信装置(42,44,48-1〜48-n,50-1〜50-n)と、当該光ファイバ線路から入力する光から各信号波長の成分光を順次、選択する選択器(46,52)と、当該選択器の出力光を電気信号に変換する受光器(54)と、当該受光器の出力から、当該光ファイバ線路における群遅延を示す位相差を計測する位相差計(58)とを具備することを特徴とする光伝送システム。
IPC (3件):
G01M 11/02 ,  H04B 10/00 ,  H04B 10/22
FI (2件):
G01M 11/02 K ,  H04B 9/00 A
Fターム (5件):
5K002CA01 ,  5K002DA02 ,  5K002DA04 ,  5K002EA06 ,  5K002FA01

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