特許
J-GLOBAL ID:200903065073091110

排気再循環装置用流量調整弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-322889
公開番号(公開出願番号):特開平8-177649
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 流通孔8を流れる排気がロッド10の貫通部を通じて漏洩する事を、長期間に亙り有効に防止する。【構成】 ロッド10の中間部で貫通孔29の下端開口から突出した部分にシールリング35を装着する。このシールリング35は、合成樹脂製のシールリング本体38と金属製のばねリング39とから成り、内径寸法を弾性的に収縮自在である。又、このシールリング35の上端面は、抑え筒41により、円筒部40の下面に押し付ける。
請求項(抜粋):
上流端を排気流路に、下流端を吸気流路に、それぞれ通じさせる再循環流路に直列に接続自在な流通孔と、この流通孔の片側を仕切る隔壁と、この隔壁に設けた貫通孔と、この貫通孔に軸方向に亙る変位自在に挿通されたロッドと、このロッドの一端に設けられて上記流通孔の開閉及び開度の調節を行なう弁体と、上記ロッドを軸方向に変位させる為のアクチュエータとを備えた排気再循環装置用流量調整弁に於いて、上記隔壁の内部には冷却用流体を流通させる為の冷却ジャケットが設けられており、上記隔壁の片面で上記流通孔とは反対側に位置する面には円筒部が設けられて、上記貫通孔の一端はこの円筒部の端面に開口しており、上記ロッドの中間部他端寄りで上記貫通孔の一端開口から突出した部分にはシールリングが外嵌されており、このシールリングは、合成樹脂により欠円環状に形成されて外周面に凹溝を有するシールリング本体と、この凹溝に係合する事でこのシールリング本体に内径を縮める方向の弾力を付与するばねリングとから成り、上記円筒部には抑え筒の基端部が外嵌固定されており、上記シールリングの軸方向片面はこの抑え筒の先端部に形成された内向フランジ状の鍔部により、上記円筒部の端面に押し付けられている事を特徴とする排気再循環装置用流量調整弁。
IPC (3件):
F02M 25/07 580 ,  F02M 25/07 ,  F16J 15/10

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