特許
J-GLOBAL ID:200903065075084897

内燃機関のカムシャフト潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-314608
公開番号(公開出願番号):特開平7-166831
出願日: 1993年12月15日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 カムジャーナル7aに形成された周溝15により2つに分断された形となるカムシャフト軸受面6のそれぞれを確実に潤滑し、焼き付き等を防止する。【構成】 カムシャフト7前端の可変バルブタイミング機構用アクチュエータ9へ油圧を供給するために、カムシャフト軸受部3に油圧供給孔14が開口し、これに対応してカムジャーナル7aに周溝15が形成されている。この制御用油圧供給経路とは別に、カムジャーナル7a潤滑用の潤滑油供給孔22が、カムシャフト軸受部3とカムブラケット4との接合面に開口しており、これから略U字形に分岐通路23が形成され、その先端が、周溝15を挟んで両側の軸受面6にそれぞれ開口している。
請求項(抜粋):
カムシャフト端部に配設された可変バルブタイミング機構用アクチュエータと、シリンダヘッドのカムシャフト軸受部に開口した油圧供給孔および該油圧供給孔に対応してカムジャーナルに形成した周溝を含み、かつオイルポンプから上記アクチュエータへ潤滑油を供給する制御用油圧供給経路と、上記制御用油圧供給経路の上記油圧供給孔より上流側部分に配設され、かつ該潤滑油供給経路を開閉する電磁弁と、を備えてなる内燃機関において、シリンダヘッド内のメインオイルギャラリに連通し、かつ上記カムシャフト軸受部とカムブラケットとの接合面に開口する潤滑油供給孔と、上記カム軸受部とカムブラケットとの接合面に沿って形成され、かつ上記周溝を挟んで両側のカムシャフト軸受面に開口するように先端が二股状に分岐するとともに、上記潤滑油供給孔に連通した分岐通路と、を設けたことを特徴とする内燃機関のカムシャフト潤滑装置。
IPC (3件):
F01M 1/06 ,  F01L 1/34 ,  F01M 9/10

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