特許
J-GLOBAL ID:200903065075157029

HST油圧走行駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-210344
公開番号(公開出願番号):特開平6-058412
出願日: 1992年08月06日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 慣性走行用の切換弁を新たに設けることなく慣性走行を実現できるHST油圧走行駆動装置を提供する。【構成】 前後進切換弁8の切換え位置に応じて切換わって油圧ポンプ2の吐出圧をサーボシリンダ11や切換弁12に導く第1の圧力選択弁10に油圧モータ5の吐出圧を出力する流路10e,10fを設ける。流路10e,10fの出力圧は管路13を介して第2の圧力選択弁15の出力側に導く。第2の圧力選択弁15を、主管路3,4の圧力差に応じて切換えてリリーフ弁14に主管路3,4のうち低圧側の主管路の圧力を常に導き、主管路3,4の最低圧力を規制する。アクセルペダルの緩め操作によって油圧モータ5の吐出圧が吸込圧を越えたとき、第2の圧力選択弁15を切換えて管路13に導かれた油圧モータ5の吐出圧を吸込側へ開放し、車両を慣性走行させる。
請求項(抜粋):
原動機に駆動される油圧ポンプと、一対の主管路により前記油圧ポンプと閉回路接続され、この油圧ポンプからの吐出油により駆動される可変容量形の油圧モータと、前記一対の主管路のうち前記油圧ポンプの吐出側となる一方の主管路の圧力を選択して出力する第1の圧力選択弁と、この第1の圧力選択弁から出力された前記油圧ポンプの吐出圧で駆動されて前記油圧モータの吐出容量を増減するモータ容量制御手段と、前記一対の主管路のうち低圧側の主管路の圧力を選択して出力する第2の圧力選択弁と、この第2の圧力選択弁から出力される圧力が所定値を越えると開放される圧力制御弁とを備えてなるHST油圧走行駆動装置において、前記第1の圧力選択弁に前記油圧モータの吐出側となる他方の主管路の圧力を出力する流路を設け、この流路から出力される前記油圧モータの吐出圧を前記第2の圧力選択弁の出力側に導いたことを特徴とするHST油圧走行駆動装置。

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