特許
J-GLOBAL ID:200903065089436109

サスペンション制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-150044
公開番号(公開出願番号):特開平8-011514
出願日: 1994年06月30日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】車室内に伝達されるロードノイズ等のノイズレベルの小さい低速走行状態で減衰力可変ショックアブソーバのステップモータの作動ノイズ評価を向上すると共に当該低速走行状態でも発生し得る大きなピッチング運動を抑制する。【構成】特に後部座席でステップモータの作動ノイズが異音ととられる後輪側減衰力可変ショックアブソーバで,車速検出値Vが低速に設定された所定車速値V01以下のときで且つそれより大きい所定車速値V02以下のときには、小さなバネ上上下速度X2i' に対して当該後輪側減衰力可変ショックアブソーバで達成される減衰力が,比較的高い圧側高減衰力値D/FC1となるように、各ショックアブソーバのステップモータの目標ポジションPD を圧側目標ポジション閾値(-P1 )に固定保持し、ステップモータの作動回数を低減して全体的なノイズエネルギを低減すると共に発進・加速時等のテールスカットを抑制する構成とした。
請求項(抜粋):
車体側部材及び車輪側部材間に介装されて,入力される制御信号に応じて駆動されるステップモータの回転によって弁体の位置を制御することにより,伸側及び圧側の何れかの減衰力を大きく設定又は双方の減衰力を小さく設定可能な減衰力可変ショックアブソーバと、車体のバネ上上下速度に関係した車体挙動を検出するバネ上上下速度検出手段と、少なくとも前記バネ上上下速度検出手段で検出されたバネ上上下速度検出値に基づいて車体の姿勢変化を抑制する減衰力を算出して,当該減衰力に対応する弁体の目標位置に当該弁体の実際の位置が一致するように前記制御信号を前記ステップモータに出力して前記減衰力可変ショックアブソーバの減衰力を制御する制御手段とを備えたサスペンション制御装置において、車両の前後方向速度を検出する車速検出手段を備え、前記制御手段は、前記車速検出手段で検出された車速検出値が予め設定された所定車速値以下であるときには,予め設定された前後輪のうちの所定の前記減衰力可変ショックアブソーバによる伸側及び圧側の何れかの減衰力が所定減衰力値まで大きくなるように前記制御信号を調整する減衰力調整手段を備えたことを特徴とするサスペンション制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-067605

前のページに戻る