特許
J-GLOBAL ID:200903065095036945

藻類および微粒子の計数方法と計数装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-128235
公開番号(公開出願番号):特開2000-241335
出願日: 1999年05月10日
公開日(公表日): 2000年09月08日
要約:
【要約】【課題】浄水場で原水中に藻類が大量に発生し、凝集阻害やろ過閉塞、異臭味、浄水池への藻類の流出等の問題が起こることがあるので、藻類の個数濃度を監視しながら、藻類が増加した時には即座に対処ができるよう、藻類とその他の微粒子を区別して計数できる方法と装置とを提供することにある。【解決手段】藻類やその他の微粒子を含む試料水に光ビームを照射した時に発生する藻類内のクロロフィルaやフィコシアニンによる蛍光パルスを検出して藻類を計数するための蛍光集光光学系と、微粒子を計数するための散乱光集光光学系、透過光受光光学系とを組み合わせて、藻類とその他の微粒子とを区別して計数する装置を作製できる。
請求項(抜粋):
光源から照射された波長640nm以下の光ビームを集光光学系により集光して、藻類やその他の微粒子を含む試料水が流れるフローセルに向けて照射したとき、光源から照射された光ビームと光源から照射された光ビームと同一の波長である藻類やその他の微粒子による散乱光は遮断するが、藻類に含まれるクロロフィルaによって発せられるピーク波長685nmの蛍光、およびフィコシアニンによって発せられるピーク波長650nmの蛍光は通過させるフィルターと前方蛍光を集光するためのレンズ群と迷光を除外するためのピンホールで構成される前方蛍光集光光学系をフローセルを介して光源と対峙する位置に配置し、前方蛍光集光光学系により集光された前方蛍光を光電変換器によって電気信号に変換し、藻類が光ビームを通過するたびに発生する蛍光パルスを電子回路にて計数することによって、試料水中に含まれる藻類の個数濃度を測定する藻類の計数方法。
IPC (2件):
G01N 15/14 ,  G01N 21/64
FI (2件):
G01N 15/14 C ,  G01N 21/64 Z
Fターム (15件):
2G043AA01 ,  2G043BA17 ,  2G043CA04 ,  2G043CA06 ,  2G043DA05 ,  2G043EA01 ,  2G043GA03 ,  2G043GA04 ,  2G043GA08 ,  2G043GB01 ,  2G043HA02 ,  2G043HA09 ,  2G043KA05 ,  2G043KA08 ,  2G043LA02

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