特許
J-GLOBAL ID:200903065095268188
滅菌監視システム用の滅菌剤試験装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-525150
公開番号(公開出願番号):特表2001-526399
出願日: 1998年12月22日
公開日(公表日): 2001年12月18日
要約:
【要約】滅菌器内での滅菌サイクルの空気除去段階の有効性を試験するために使用する滅菌剤試験装置(1)は、内腔が一端(3)で閉じ、他端で滅菌剤を入れるために開いている断熱材製のチューブ(2)を備える。複数の熱伝導塊片(4)が、チューブ(2)の周りに設置されて、空隙(14)により互いに熱的に分離され、温度センサが、チューブの閉端に隣接する複数の塊片の一つに設けた開口(16)に設置されている。外部ケーシング(5)は熱伝導性塊片の周りの空間を画定し、塊片を滅菌器内の熱から熱的に絶縁する。試験装置が滅菌器内に設置されると、滅菌サイクル中のチューブ(2)の内腔に沿った滅菌剤の浸透は、内腔の壁上での凝縮に起因する内腔内部の空気および/または非凝縮性ガスの蓄積により妨げられる。チューブ(2)の閉鎖端に隣接する熱伝導性塊片(4)の温度を計測することにより、チューブの内腔の隣接領域における滅菌剤の存在が検知できる。内腔の壁には滅菌サイクル中に凝縮液を内腔の開口端の方へ導く表面構造(例えば長手方向に延びる複数の溝)が設けられる。
請求項(抜粋):
滅菌サイクルの空気除去段階の有効性判定のために滅菌器内で用いられる滅菌剤試験装置であって、 滅菌剤の侵入用に一端が開き、かつ他端が閉じた自由空間を画定する内腔を有する断熱材製のチューブと、 前記チューブを囲む吸熱部であって、滅菌器内での装置使用中に、該チューブの前記内腔から熱を優先的に受け、それにより、滅菌サイクル中に該チューブの該内腔に沿った滅菌剤の浸透を、該内腔の壁上での凝縮により生じる前記自由空間内の空気および/または非凝縮性ガスの蓄積によって抑制する吸熱部とを具備し、 前記チューブの閉鎖端またはその隣接部位における滅菌剤の存在を検知するためのセンサを取り付ける手段をさらに具備し、 前記内腔の前記壁に、滅菌サイクル中に該壁に形成される凝縮液を該内腔の開口端の方に導く表面構造が設けられている、滅菌剤試験装置。
IPC (6件):
G01N 31/00
, G01K 1/14
, G01N 31/22 121
, A61L 2/06
, A61L 2/20
, A61L 2/26
FI (6件):
G01N 31/00 B
, G01K 1/14 Z
, G01N 31/22 121 B
, A61L 2/06 A
, A61L 2/20 Z
, A61L 2/26 C
Fターム (19件):
2G042AA10
, 2G042BD19
, 2G042CB03
, 2G042EA20
, 2G042FA11
, 2G042GA01
, 2G042HA07
, 4C058AA03
, 4C058AA12
, 4C058BB07
, 4C058BB10
, 4C058CC10
, 4C058DD01
, 4C058DD02
, 4C058DD20
, 4C058EE26
, 4C058JJ12
, 4C058JJ21
, 4C058JJ30
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
滅菌器検査装置
公報種別:公表公報
出願番号:特願平9-514511
出願人:ミネソタマイニングアンドマニュファクチャリングカンパニー
前のページに戻る