特許
J-GLOBAL ID:200903065099120185

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-300075
公開番号(公開出願番号):特開平7-149135
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 全パスタイプのヒータコアの一方の側に温水供給配管と温水排出配管を接続しても、温水供給配管と温水排出配管に近い側のチューブと熱交換する空気の平均温度から、温水供給配管と温水排出配管に遠い側のチューブと熱交換する空気の平均温度まで等しくする。【構成】 ヒータコア23は、一方の側に温水供給配管29と温水排出配管30を接続するもので、入口タンク27内には、各チューブ26側と温水供給配管29側とに分割するセパレータ33が設けられている。このセパレータ33は、温水供給配管29とは異なった側に、温水をUターンさせる開口34を備え、温水供給配管29から供給された温水は、通路35を通って開口34でUターンして各チューブ26に分配され、出口タンク28を通り、温水排出配管30から排出される。これによって、各チューブ26を流れる温水の流路長が等しくなり、各チューブ26と熱交換した空気の平均温度が等しくなる。
請求項(抜粋):
(a)車室内に空気を吹き出すためのダクトと、(b)このダクト内に配置され、内部を温水が通過する複数のチューブ、この複数のチューブの一方の端に接続され、温水が供給される入口タンク、前記複数のチューブの他方の端に接続され、前記複数のチューブを通過した温水を排出させる出口タンクからなり、前記入口タンクへ供給された温水を前記複数のチューブへ全て並列に流す全パスタイプのヒータコアと、(c)前記入口タンクへ温水の供給を行う温水供給配管と、(d)前記出口タンクの温水を排出する温水排出配管とを備え、前記ヒータコアを流れる温水の量を調節して、前記ヒータコアを通過する空気の温度を調節する車両用空気調和装置において、前記温水供給配管と前記温水排出配管は、前記ヒータコアに対して同一方向に取り付けられるとともに、前記入口タンクあるいは前記出口タンクの一方のタンク内には、前記温水供給配管あるいは前記温水排出配管とは異なった側で温水をUターンさせる開口を形成するセパレータが設けられたことを特徴とする車両用空気調和装置。
IPC (3件):
B60H 1/00 102 ,  B60H 1/08 ,  F28F 9/02 301

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