特許
J-GLOBAL ID:200903065108777486

建設車両用空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-263800
公開番号(公開出願番号):特開平6-115327
出願日: 1992年10月01日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 カーカス層のビードコア近傍のタイヤ軸方向内側の部位に作用する引張り力を低減し、ビード部の耐久性を向上させる。【構成】 重荷重用空気入りラジアルタイヤ10は、一対のビードコア14間をラジアル方向に跨がるスチールコードからなる一枚のカーカス層12を備えている。カーカス層12は、ビードコア14をタイヤ軸方向内側から外側に折り返されており、内側部12Aと折り返し部12Bとを形成している。カーカス層12の折り返し部12Bの上端部12Cは、タイヤ最大幅位置Mの近傍にまで巻き上げられている。カーカス層12のタイヤ軸方向内側には、カーカス層12に沿ってゴム被覆したコードからなるビード補強バンド18が配設されている。このビード補強バンド18の上端部18Aは、タイヤ最大高さHの50%を越えない領域に有り、下端部18Bがビードコア14の下部に迄延在している。また、ビード補強バンド18のコード19の方向は略タイヤ径方向とされている。
請求項(抜粋):
一対のビードコア間をラジアル方向に跨がり前記ビードコアをタイヤ軸方向内側から外側にタイヤ最大幅位置近傍にまで巻き上げられたスチールコードからなる一枚のカーカス層と、前記カーカス層のタイヤ径方向外周側に設けられたスチールコードからなる複数のベルト層と、前記ベルト層のさらに外周側に設けられたトレッドと、を有する建設車両用空気入りラジアルタイヤにおいて、前記カーカス層のタイヤ軸方向内側に、タイヤ最大幅位置高さの50%を越えない領域に上端部を有し、少なくともビードコアの下部に迄延在する下端部を有するゴム被覆したコードからなるビード補強バンドを、そのコード方向を略タイヤ径方向にして配設したことを特徴とする建設車両用空気入りラジアルタイヤ。
IPC (2件):
B60C 15/06 ,  B60C 9/20

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