特許
J-GLOBAL ID:200903065109095168

車両のスリツプ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長田 正 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-159157
公開番号(公開出願番号):特開平5-008713
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 アンチスキッドブレーキ制御において、第1サイクル目ではブレーキ圧の減圧制御を早くし、車輪のロック状態を早く解除して速やかに車輪速を回復させる。【構成】 車体速の低下に応じて低下するようにスリップ率の閾値が予め設定された第1のマップと該第1のマップよりも車体速に対するスリップ率閾値の低下率が大きくなるようにスリップ率閾値が予め設定された第2のマップとが記憶された記憶手段35と、ブレーキ圧の制御サイクルを判別するサイクル判別手段36と、制御サイクルが第1サイクル目と判断されると、前記第1のマップから車体速に応じたスリップ率の閾値を読出し、制御サイクルが第2サイクル目以降と判断されると、前記第2のマップから車体速に応じたスリップ率の閾値を読出す閾値読出手段34とを備え、制動時に算出されたスリップ率を上記読み出された閾値と比較し、スリップ率が閾値以下に低下すると、増圧後のブレーキ圧を減圧するようにした。
請求項(抜粋):
車輪の回転速度を検出する車輪速検出手段と、ブレーキ圧を調節するブレーキ圧調節手段と、検出された車輪速に基づいて当該車両の車体速を算出する車体速算出手段と、検出された車輪速と算出された車体速とから車輪のスリップ率を算出するスリップ率算出手段と、制動時に算出されたスリップ率を所定の閾値と比較し、スリップ率が閾値以下に低下すると、上記ブレーキ圧を減圧するように上記ブレーキ圧調節手段を制御する制御手段とを備えた車両のスリップ制御装置おいて、上記車体速の低下に応じて低下するようにスリップ率の閾値が予め設定された第1のマップと該第1のマップよりも車体速に対するスリップ率閾値の低下率が大きくなるようにスリップ率閾値が予め設定された第2のマップとが記憶された記憶手段と、ブレーキ圧の制御サイクルを判別するサイクル判別手段と、制御サイクルが第1サイクル目と判断されると、前記第1のマップから車体速に応じたスリップ率の閾値を読出し、制御サイクルが第2サイクル目以降と判断されると、前記第2のマップから車体速に応じたスリップ率の閾値を読出す閾値読出手段とを備えたことを特徴とする車両のスリップ制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭55-015381
  • 特開平3-057758

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